こんにちは。中目黒のパーソナル美容師の岡田です。
お客様からよくある質問をまとめました。【Q&A】として書いていきます。
でも、いつも行っているサロンの美容師さんはあまりオススメしないのですが、なんでですか?パーマとカラーリングと一緒にやるのって時間がかかるから、やりたくないのかな?って思っちゃいます。
はい。サロンでも良くある質問ですよね。
これには美容師として今まで何度となくお答えしてきましたけれど、美容師が一緒にやりたくないからではないんですよね。その理由も踏まえてお答えしていきます。
では僕の答えです。
パーマとカラーリングは髪と頭皮のために一緒にやらないほうがいいです。
パーマもカラーもどちらもやるのであればパーマが先で、間隔をあけてからカラーリングをするのが理想的です。
ではそれについて詳しく解説していきますね。
パーマとカラーリングどっちを取る?
そうなんです。結論から言うと一緒にやるのは「オススメしない」んですが、それは施術をされるお客様のためであり、「髪の毛や頭皮のため」なんです。
パーマもカラーリングも、どちらも「薬剤」を使う施術であるために、一緒にやるとすると髪の毛にかかる負担が大きくなってしまいます。
なので、どちらかやりたいならどちらを取るか?
と考えて、どちらか一つ気になる方を優先するのがいいかと思います。
「ヘアデザイン」でみたときにも、一緒にやるとパーマもカラーも結局どちらのデザインにも干渉してしまうんですね。
と言うのも、「両方やるとどちらのデザインも「もち」がイマイチになりやすい」というのもあるので、僕は一緒にやるのをオススメしていません。
実は「美容師法」というものでも、パーマとカラーは一緒にやってはいけないとされているのです。(今は薬剤がよくなっているので、薬剤を選べば可能なものが出てきていますが)
そうはいってもあくまでそれは美容師的な「理想」なので、実際にはそんなに時間が取れないという方がいらっしゃると思います。
一緒にやるとパーマもすぐに取れてしまったり、カラーリングもすぐに色が抜けてしまうので、同じ日にするのはオススメはしません。
もし一緒にするならば、根元のリタッチカラーと毛先のパーマ等にして、髪の毛の同じ部分に両方の薬がつかない様なやり方でやりましょう。
出来るだけ髪に負担を抑えて、どちらのヘアデザインもいかせる方法がいいですね。
なので、美容師的にはオススメな方法ではありませんが、今後のヘアデザインと髪の毛のダメージのことも踏まえて。
なるべくお客様の負担にならなくて、ヘアデザインとしても問題ない方法がいいと思いますね。
参考になりますでしょうか?
別々にやるならパーマが先の方がオススメです
別々に出来るのであれば、パーマ→カラーが理想的です。
更にいうならパーマをかけてから1週間から10日程期間を開けられるのであればベストですね。
この期間は、一旦定着させる期間なんですね。
髪の毛の中での薬剤の反応を、一旦時間をおいて定着させることによって、パーマがカラーリングの薬によって落ちにくくすることができるんです。
そして、パーマが先なのは、カラーリングを先にしてしまうと、パーマの薬によってせっかく入れたカラーリングが落ちてしまうため、カラーリングは後にした方がいいんです。
一緒にやるなら、同じ場所に薬がつかないやり方がいいのね。
はい。その通り。時間がないなら仕方ないですが、折角パーマもカラーもするなら、髪の毛にもデザインにもその方がいいと思うので。ぜひ参考にしてみてください。
と、いうことで、参考になりましたでしょうか?
お役に立てれば幸いです!
パーソナル美容師の岡田に質問したいことがありましたらLINE@よりおまちしております。
それでは。
岡田 彰大


最新記事 by 岡田 彰大 (全て見る)
- プロとして家族からお金をいただくことの意味 - 2019年11月18日
- 起業したいって相談に来る人へ - 2019年7月5日
- サロン「iLii(イリー)」が出来て半年が経とうとしています。 - 2019年3月12日
- 100万円が手に入ったらどうするの - 2019年1月7日