こんにちは。スタイリストの岡田です。
僕は10年間ヘアスタイルを作るスペシャリストとしてスタイリストをしていました。
そんなスタイリストとして私もお客様からよく「軽くしてほしい」という声をいただくのでその時の大事な話をブログにしてみました。
「髪を軽くする」にも切り方によって変わる
ヘアスタイリストとしての目線になりますが、
髪を「軽くしてほしい」という要望に対してのカットの仕方は大きく分けて二つあります。
一つは髪の量を減らすこと。実際に「軽くする」方法です。
これは、すきバサミ等を使って髪を削いだり梳いたりして、実質的な髪の量を減らします。
メリットとしては、髪を触った時や結んだ時に軽くなったことを実感しやすいこと。
子育て中などでいつも髪を一つに結んでいる方や、仕事などで髪をまとめなければいけない人、髪を下ろしていることが少ない方にはオススメですが、
デメリットとしては、髪を下ろした時などには髪が乾燥して見えやすいことや、伸びてきた時などには毛先がまとまりが悪くなりやすい等があります。綺麗に伸ばしたい方は注意が必要ですね。
どんな印象にしたいのかが大切かも。
そして、もう一つの「軽さに対するアプローチ」としては、
「軽く見えるカットをする」方法です。
これは、「レイヤー(段差)を入れること」によって、髪の重なりを減らすことでヘアスタイルが軽く見えます。
メリットとしては、削いだり梳いたりせずに軽く見せることが出来るので、カットによるパサつき・広がりを防ぐことができます。
動きのあるヘアスタイルの目指す方や、アイロンやコテで巻く人は段差が入っていた方が髪に動きが出やすいのでオススメです。
デメリットとしては、長さによっては毛先がハネやすくなったり髪が動きやすくなるので、スタイリングやケアが必要になる場合もあります。
ちなみに段差を全く入れないヘアスタイルがワンレングスのヘアスタイルです。
まずは相談、言いたいことは言おう。
僕は、同じ「軽くする」方法でも、どんな風に「軽く」したいかによってカットの仕方を変えています。
「どんな風に軽くしたい」か、「なんで軽くしたいのか」は、人それぞれ違います。
お客さまの髪質や癖の具合、骨格等、一人一人のライフスタイルに合うようなパーソナルなヘアスタイルを目指しています。
出来ないこともあるよ!?
ショートからいきなりロングにしたいとか、
物理的に不可能なことは誰がやったって無理です。
もちろん、美容師もスーパーマンではないので、出来ないこともあります。
ですが、どうしても!
という要望に対しては柔軟に対応させて頂きますし、いきなりできないことは時間をかけても一緒に解決したいなと思ってます。
どんな悩みも是非一度、ご相談くださいね。
それでは。
岡田 彰大


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