こんにちは。中目黒のパーソナル美容師の岡田です。
今回は「ヘアケア」に関してのご質問をいただいたのでお答えしていきたいと思います。
では早速お答えしていきます。
全て癖をなくしたいというのであれば縮毛矯正が一番くせ毛がなくなりますが、それが一番いいとは思いません。
それでは詳しく解説していきましょう。
くせ毛に対する考え方でアプローチが変わる
せっかく時間をかけてセットしても、湿気の具合や天気によって左右されてしまう「くせ毛」で悩む方ってすごく多いですよね。
僕も学生時代にくせ毛が気になって、そのコンプレックスで美容師になったみたいなことがありますから、すごく共感します。
今ではそんなくせ毛もよくなって、前向きに向き合えるようになりましたが、きっかけは小さなことだったんですよね。
なので美容師をしている僕の場合、まずはお客様と「くせ毛に対する向き合い方」を一緒に考えることから始めていってます。
という方がご来店されても、縮毛矯正かけないことも多々あります。
本当にそれでいいの?本当にそれ「が」いいの?
例えば「お客様がやりたいこと」が一時しのぎであった場合、結局はその人のためにならないようなことであれば、それにストップをかけたり、別な方法をお勧めすることも美容師の仕事です。
その方が、結局は最後に髪の毛は綺麗になるし、お客様が一番喜んでくださって、髪を通じて「自分に自信を持つ」ことができると思うし、「毎日が楽しくなる」と思うんですよね。
なので、そんなくせ毛に悩んでいる方に対して、僕が美容師をしていて言いたいのは、
向き合い方を変えて、その人の癖に適した施術を行えば、今までの「マイナス」の悩みが、「プラス」に変わる。
美容師としてそんなお手伝いができればいいと思って美容師やってます。
「くせ毛」はその人のアイデンティティーだと思う
癖をなくしたいからって、無理に縮毛矯正やストレートパーマを短期間のうちに繰り返したりして、
傷んだ髪に髪に負担をかけてしまって、余計に髪の毛が汚く見えてしまっている人って大勢いるんです。
それって僕の美容師の立場からするとすごく
って思います。
もちろん、癖に悩む気持ちは僕も同じ立場だったのでわかりますし、美容師なので色々な方の髪の毛を担当してきてわかるのですが、
それでも髪の毛っていうのはその人の「アイデンティティ」だと思うし、本来は愛すべきものだと思うんですよね。
もちろんそれって、何もしなくてそのままでいいわけではなくて、より素敵になるように手をかけるべきだと思うし、その努力をしないというのを進めているわけではないんだけれど
とも思ってしまうわけです。それって、自分のくせ毛がいけないんじゃなくて、くせ毛の扱い方を知らないだけだったりするんですよね。
一人一人性格が違うように、一人一人の癖の具合も違います。元々性格の悪い人なんていないんだから、元々悪い癖なんてないんですよ。
くせ毛のことを「自分の欠点だと思ってる」なんて人も中に入るのですが、逆に行ってしまうと「欠点のない人」なんてすごくつまらないと僕は思います。平均的で、何が面白いんですか?
ツッコミどころのない完璧な人なんて、一緒にいてただ疲れるだけですよ。
自分のくせ毛のことをもっとよく知ること、毎日の向き合い方までしっかり担当すること。ゆくゆくは自分の悩みだった癖までを愛せるように、僕はお客様のくせ毛を愛してます。
女性の命である「髪」を担当する人として僕はしっかりと責任を持って向き合っていきたいんですよね。
美容を通じて人生を豊かにする
ヘアスタイルが変われば人生は変わります。これも決して大げさではないと信じてるんですよね。
序盤に言っていた僕のコンプレックスだった髪を前向きに考えられたきっかけはある美容師さんでした。
今まではストレートパーマや縮毛矯正で癖を全くなくしてストレートにしていたのですが、
その美容師さんは『くせ毛を活かしてみようよ!』と言ってカットだけでいい感じのヘアスタイルにしてくれました。
『ヘアスタイル変えたらスタイリングも変えてこうするといいよ』とか、今思えば色々と教わりましたね。
今まで嫌だった自分の癖を活かしたヘアスタイルの方が周りからも好評で、一気にマイナスからプラスに変わるきっかけでした。
だから僕は自分みたいな髪の悩みを持つ人に対して、表面的な悩みを解決するだけじゃなくて、そもそもの見方が変わったり、上手な髪の毛との付き合い方まで一緒に考えられたらと思うんですよね。
「髪の毛を変えると人生が豊かになる」
僕はそれを信じて毎日お客様に向き合っていますし、今後もそんな人が一人でも増えればと思い、ほぼ毎日無料で相談を受けています。
※結構LINE@で相談を受けるのですが、一人一人性格が違うように、一人一人くせ毛の場合も本当に一人一人ベストが違います。
問診だけではベストな方法が答えられないところもありますので、ぜひ一度、相談だけでなく、髪を担当させてくださいね。
お役に立ちましたでしょうか?お役に立てれば幸いです。
「ヘアケア」に関してこちらの【Q&A】も参考になるかも知れません。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは。
岡田 彰大


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