こんにちは。中目黒のパーソナル美容師の岡田です。
最近は自分でも染められるホームカラーもたくさん出ていますが、ホームカラーではできないサロンカラーの大きな特徴があります。
ホームカラーもサロンカラーも同じヘアカラーですが、サロンで「似合うカラー」をする人が増えて欲しいなと思うので、今回ガチ記事として書いてみます。
自分に似合うヘアカラーってなんだ?
どうせサロンで髪の毛を染めるなら「似合うヘアカラー」にしたいですよね。
どうでしょう。ヘアカラーの話に入る前に、こんな経験をしたことはありませんか?
洋服を試着したときや、化粧品を試したときに、
「なんかこの色私に似合わないなぁ」って思った経験はありませんか?
そして、その似合う似合わないの「感覚」みたいなものを、もう少しはっきりさせたくなったことはありませんか?
そこで、役に立つのが「パーソナルカラー」というものです。
今回は簡単にですが「似合うヘアカラー」に選ぶのに大切な、「パーソナルカラー」についてお話ししていこうと思います。(需要があればシリーズ化していこうかなんて思ってます。)
人はそれぞれ違った「パーソナルカラー」を持っている
○○みたいな髪色にしたくてしてみたけど自分には似合わなかった。
「○○と同じようにやったのに同じにならない。」それは一体なんででしょうか?
人それぞれ元々持っている「パーソナルカラー」が違って、「似合う色」があるからです。
誰かに合わせるのではなく、あなたの生まれながらに持っている「パーソナルカラー」に合わせたヘアカラーをすることで
肌を綺麗に見せたり、瞳を印象つけることができたり、あなたの元々持っている魅力を最大限に引き出すことができます。
パーソナルカラーが影響する3つのポイント
「あれ?なんか今日元気ないね?大丈夫?」
めちゃめちゃ元気なのに元気なさそうに見られたり、顔色が暗く見られたりしてしまうのって実はこの「パーソナルカラー」が影響しているのです。
主にこの「パーソナルカラー」が影響するのって
の3つの色が大きく影響されると言われています。
なので、元気なのに「元気ない?」と言われてしまったとしたら、
その時のヘアカラーか、メイクか、ファッションが、あなたの肌色や顔色を悪く見せてしまっていたのかもしれません。
パーソナルカラーを理解して似合うヘアカラーを選ぼう
元々持っているパーソナルカラーに合わせてヘアカラーするんだから、仕上がりは当然「似合うヘアカラー」になりますよね?
パーソナルカラーに合わせたメイクアップをしたら、よりあなたの魅力が引き出せますよね?
ファッションも、アクセサリーも、実はパーソナルカラーに合わせることで、
ということが少なくなります。
例えば、恋人のパーソナルカラーを知っておくことで、アクセサリーなどのプレゼントを送ろうと選んでいる時とかでも
という頭を悩ませる余計な心配ごとも少なくなります。
今回はヘアカラーの話になりますが、パーソナルカラーの存在を知っておくと、ヘアカラー以外にも何かと便利ってわけです。
では長くなるかもしれませんが、「似合うヘアカラー」を選ぶ際の参考にして見てください。
黄味のあるイエローアンダーと青味のあるブルーアンダー
今回は「パーソナルカラー」について説明していくのですが、最終的には4つの(季節)シーズンに分かれます。
ですが、まずはわかりやすくするためにその前に大きく二つのグループに分けちゃいましょう。
その2つのグループというのが元々持っている肌の下地の色である「アンダートーン」をベースにしたグループ。
黄味がある「イエローアンダー」ベースと青味がある「ブルーアンダー」ベースです。
わかりやすく身近にあるもので例えたら、オレンジとレモン。
どちらがイエローアンダーでどちらがブルーアンダーでしょうか?
オレンジの方が温かみの印象で、レモンの方がクールな感じがしませんか?
同じようなことが、人の持っているパーソナルカラーにも当てはまるのです。
黄色はイエローアンダー、青色はブルーアンダー?いえ、どっちも。
女性の方ならもうご存知の方も多いかと思います。わからないという方も毎日の「メイク」をするとき等に自然に選んでいることも多いですね。
日本人は黄色人種なので基本的にイエローアンダーかな?と思いがちですが、ブルーアンダーの方もいます。(ちなみに僕はブルーアンダーです)
では、色そのもののアンダートーンの違いとはなんでしょう?
(出典:http://www.color-space-wam.co.jp/school/cus)
図で見るとわかりやすいですが、
このように、単純にイエローアンダーだから黄色とか、ブルーアンダーだから青とか、そういうのとはちょっと違ってて、どの色にもイエローアンダートーンとブルーアンダートーンが存在します。
「同じ色でも、黄味がかっているか、青味がかっているか、の違い」が「アンダートーン」としての違いになります。
ブルーアンダーの方が少し冷たくクール系な印象があって、
イエローアンダーの方が少し温かみのあるウォーム系の印象があるのが特徴です。
それぞれの色味としてはこんな感じになります。
同じ色でもアンダートーンが変わることで全く違った印象になりますよね?
これが人の肌の色や瞳の色にも存在していて、それが人の与える印象にも大きく関わってるんですね。
では次は自分がどちらの「アンダートーン」を持っているか、簡単なチェックをしてきましょう。
【プチ診断】あなたはどっち?イエローアンダーとブルーアンダー
最終的には4つのシーズンに分かれますが、まずはイエローアンダーとブルーアンダーでどちらに分かれるか見ていきましょう。
見極める際にどこを見るかいうと、ポイントが5つほどあります。
一緒に順番に見ていきましょう。(イエローアンダーとブルーアンダーでポイントを色分けして説明していきます)
一応4つのシーズンの画像で説明していきますので、
って人は、最終的なパーソナルシーズンの4つのうちの、どれに当てはまるかも見ていきましょう。
ではいきます。
左から順番に a,b,c,d という順番で5つのポイントで何番が一番多かったか数えてみてください。最後に、その番号が多かったのがあなたのアンダートーンです。
1・肌の色(ファンデーション)
本来、パーソナルカラーを見るときは、本来の肌色を見るためにすっぴんで判断していきます。
まずは本来の肌の色はどれに近いですか?
化粧してるけど「ちょっとわかりにくい」という方もいると思いますが、自然とこれは普段お使いのものから簡単に判断できるものがあるんです。
女性の方ならお分かりかと思いますが、ファンデーションの色はどういった色味をお使いでしょうか?ピンク系か、オークル系か。
(出典:https://woman.excite.co.jp/)
色味としては黄味がかったオークル系のものはイエローアンダー。
青みがかったピンク系のものはブルーアンダーの肌の方によく似合うとされています。
(ベージュ系はその間の色です。)
あとは日焼けをしたら、黒くなりやすい人にはイエローアンダー、
赤くなりやすい人にはブルーアンダーが多いと言われています。
2・頬の色(チークカラー)
そして、頬の色味です。チークカラー。
こちらもお肌の色と同様に、似合うチークの色味が変わってきます。
普段はどんなチークをお使いでしょうか?
チークは血色をよく見せるためにピンク系のものが多いですが、
イエローアンダーの似合うチークは温かみのあるサーモンピンクやコーラルピンク系か、
ブルーアンダーの似合うチークは少し青みのあるローズピンク系のチークがよく似合います。
3・瞳の色(アイカラー)
瞳の色にもパーソナルカラーは存在しています。
最近はカラーコンタクトをしている人も多いかと思いますが、瞳の明るさにも人によって違いがあるのを知っている人も多いのではないでしょうか?
逆にカラーコンタクトをすると瞳の色があってないように見えるのは、パーソナルカラーと違う印象の瞳になってしまうからなんです。
(ちなみに白目と黒目のコントラストがはっきりしているディファインなどは、左2つの瞳の印象には合わないとされています。)
イエローアンダーの方は明るい茶色か濃い茶色の瞳をしている方が多く、
ブルーアンダーの人はくすんだ茶色か真っ黒な瞳が特徴です。
あとで説明しますが、瞳の明るさに合わせてヘアカラーの明るさも変えていくのが理想的ですね。
4・唇の色(リップカラー)
唇の色もパーソナルカラーは関係しています。
自分ではどのタイプに当てはまるか少し難しいかもしれませんが、そんなときは普段お使いのリップの色がどんな色をしているか見てみてください。
こちらも、イエローアンダーの方は、オレンジ系のピンクがよく似合い、
ブルーアンダーの方はローズ系のピンクがよく似合います。
血色が悪く見えがちなのはブルーアンダーの人かもしれません。
5・髪の色(ヘアカラー)
いよいよヘアカラーですが、もうここまできたらお分かりでしょう。
元々の髪の色にもパーソナルカラーがあり、一人一人の髪の色というのは全然違うんです。
あなたの地毛はどのタイプでしょうか?
イエローアンダーの人は明るい茶色か濃い茶色がかった髪色で
ブルーアンダーの人はくすんだ茶色かはっきりとした黒髪の色が特徴です。
もう少し詳しく説明すると、髪の毛の「アンダートーン」という元々の髪の毛の持つ下地のトーンが違います。
なので、パーソナルカラーが違う人に同じカラー剤でカラーリングしても同じ色にならないんですね。
あなたはイエローアンダーかブルーアンダー、どちらでしたか?
以上、5つのポイントを見ていきましたが
あなたはイエローアンダーか、ブルーアンダーか、どちらだったでしょうか?
簡易的なテストですが、自分がどっちよりなのか くらいはなんとなく知れたかと思います。
(詳しい診断ポイントはもっとたくさんありますので、気になる方はご自身で調べてみるか、お店で診断しましょう)
春夏秋冬の4シーズンカラー
そして、実は途中にある写真も4つのシーズン「春・夏・秋・冬」に分かれています。(気づきましたか?)
同じアンダーベースでも印象が全然違うので、パーソナルカラーを突き詰めていくと面白いですよー。
イエローアンダーの方は、「春」or「秋」タイプ。aとcが多かった人がこちらです。
ブルーアンダーの方は「夏」・「冬」タイプで分かれます。bとdが多かった人がこちらです。
イエローアンダーかブルーアンダーかどちらかわかったら、次は4シーズンのうちのどちらに当てはまるのか。
そして、どんな特徴があってどんなヘアカラーが似合うのか見ていきましょう。
長くなったので続きは記事を分けて書いていきます。
イエローアンダーの方はこちらから。(aとcが多かったあなたはこちら)
ブルーアンダーの方はこちらをどうぞ。(bとdが多かったあなたはこちら)
それでは。
岡田 彰大


最新記事 by 岡田 彰大 (全て見る)
- プロとして家族からお金をいただくことの意味 - 2019年11月18日
- 起業したいって相談に来る人へ - 2019年7月5日
- サロン「iLii(イリー)」が出来て半年が経とうとしています。 - 2019年3月12日
- 100万円が手に入ったらどうするの - 2019年1月7日