こんにちは。中目黒のパーソナル美容師の岡田です。
今回は「ヘアカラー」に関してのご質問をいただいたのでお答えしていきたいと思います。
頭皮が汗でベタベタしていてもカラーリングした日は髪の毛は洗わない方がいいのでしょうか?
では早速お答えしていきます。
カラーしてからの1週間はカラーが落ちやすいのでカラーシャンプーをその時だけ使うのもオススメですよ。
それでは詳しく解説していきましょう。
カラーリングしてから約1週間でカラーの持ちが決まる
これはカラーリングしたことのある人なら誰でも一度は言われたことがあるかもしれません。
カラーリングの色はカラーリングしたその日が一番色が濃く入ってます。
そこから、髪の毛が濡れたり、シャンプーしたりするたびに徐々に色が抜けて行ってしまいます。
そして、髪の毛は元々はPH5.5程度の弱酸性なのですが、カラーリングの時に髪の毛がアルカリ性に傾いてしまいます。
その時に傾いて不安定になった髪の毛が、じっくりと自然に元の状態に戻るので約1週間かかります。
その不安定な状態の約1週間のあいだに髪の毛に対して行うことが「カラーリングの色持ち」を左右するのです。
カラー後からの約1週間に、髪を雑に扱ったらカラーはすぐ落ちてしまいますし、
それを理解して合うように扱ったら色持ちが良くなります。
カラーした後すぐ海に入ったり、夏の紫外線もカラーが落ちる原因になってしまいます。
でもせっかくカラーリングしたんだから、楽しみながら出来るだけ長持ちさせたいですよね。
ではどうしたら長持ちするか見ていきましょう。
カラー後の1週間だけでもカラーシャンプーを使おう
カラー後の1週間のあいだの扱いが大事なのはわかりました。
では、具体的に何をしたらいいのでしょうか?
カラーシャンプーって聞いたことあるかもしれませんが、カラーシャンプーはカラーリングの色持ちを助けるアイテムです。
今はブリーチの黄ばみを取ってくれる「ムラサキシャンプー」や「シルバーシャンプー」など
ハイトーンカラーを助けてくれるシャンプーもたくさん種類が出ていますが、
そういったシャンプーは逆にハイトーンカラーをされていない方なんかは、あまり効果を感じにくいかもしれません。
地毛より少し明るいくらいの方は、カラー剤の「アルカリ除去」ができるカラー用のシャンプーもありますので、そっちの方がいいかもしれないですね。
本当は使い続けるのが理想ですけど、他に髪の毛に気になることがある人はその大事な1週間だけでも十分効果的です。
「色持ち」というよりも「ダメージ」を気にされる方は、色味を入れるシャンプーより「アルカリ除去」シャンプーの方が効果は高いです。
お役に立ちましたでしょうか?お役に立てれば幸いです。
「ヘアカラー」に関してこちらの【Q&A】も参考になるかも知れません。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは。
岡田 彰大


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