こんにちは。パーソナル美容師の岡田です。
さて、年末の忙しい時期ということで、皆さんも忙しくて髪の毛のこともおろそかになりがちな時期なので、この一行コラムも再開していきます。
一日一度でも、少しの時間髪の毛のことを考えて、美髪のお手伝いが出来たらなと思います。
黒髪と白髪の染まり方は実は違っていた。
白髪のない方にはあまり身近ではないかもしれませんが、「白髪染め」というのは簡単なようで実はとてもデリケートなカラーリングです。
なぜならば、「髪の毛の全部が白髪」という方は実は珍しく、大体の方は「地毛の黒髪と白髪が混ざっている状態」でカラーリングをされるからです。
もちろん、「白髪染め」にも何種類も染め方があって、全体を一色に染めていくカラーリングもあれば、白髪の部分だけを救って染めていく特別なカラーリングもあります。
そして、全体染めの中でも、白髪を黒く染めてしまういわゆる「黒染め」のやり方もあれば、黒髪の明るさを白髪のほうに寄せていくいわゆる「ファッションカラー」もあります。
比較的「ファッションカラー」で染めていく方が多いかもしれません。
そして、黒髪と白髪が混ざっている状態の髪というのは、実は同じ方の髪の毛なのですが2種類の違う髪質が同じ頭の中に存在しているという状態なのです。
白髪は髪の毛の脂質が多くなりやすい。
白髪が気になる方はご存知かもしれませんが、実は元の黒髪よりも白髪のほうが髪の毛の中に含まれる「脂質」が多くなりやすいのです。
「脂質」がおおい髪の毛はどうなるかというと、「親水性」というものが低くなり、水との仲が悪くなります(白髪は親水性が低くなる)、水をはじきやすくなったり、髪の毛自体が外的刺激に対して強くなったりしやすい傾向になるのです。(脂は水をはじきますよね?それと同じです。)
なので、どちらかといえば一見すると白髪のほうが健康な髪の状態に見えたり、
根元から生えてきた白髪がぴょんぴょんしてしまったりする理由なんですね。
黒髪よりも白髪のほうが染まりにくい。
黒髪と白髪が混合しているヘアカラーというのがなぜ「デリケート」かというと、
「黒髪よりも白髪のほうが染まりにくい性質がある」からなんです。
なので、ご自分でホームカラーリングしたりすると髪の毛が傷んだ感じがするのは、
「割合的には多くない白髪を染めようとして、その他の多くの黒髪がダメージを受けてしまう」
からなんですね。
まだ白髪の出始めとかで気になる方なんかは特に、ホームカラーではなくサロンでカラーリングするのが最終的に美髪になるのでオススメですよ!
しっかり黒髪と白髪と、根元の髪と毛先の髪を負担を最小限に抑えたサロンカラーの「塗り分け」して、大事な髪の毛のダメージを最小限に抑えていきましょうね。
それでは。
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岡田 彰大


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