あなたの髪の毛がこどもたちを救う~ヘアドネーション「髪の寄付」~

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こんにちは。スタイリストの岡田です。

突然ですが、「ヘアドネーション」というのをご存知でしょうか?

最近では2015年の12月に女優の柴崎コウさんが「ヘアドネーション」をしたことは記憶に新しいですが、簡単に説明すると「髪の毛の寄付」というものです。

この活動を行なっているのは、NPO法人JHDAC(Japan Hair Donation And Charity)。通称ジャーダック。美容師が立ち上げた団体です。

小児がんや白血病、先天性の無毛症、不慮の事故により髪の毛を失った子供たちや、女性達に人毛100%の医療用ウィッグを無償提供している

なんとも、一体のウィッグを作るには20名〜30名分の髪の毛が必要なようです。

お子様用のウィッグというのは、選択肢が本当に少ないというのが現状です。
デザインは少なく、価格も高価で、取扱い店も限られます。

成長過程の子供たちにあうウィッグというものは世の中には少なく、そのために価格も高騰しているようです。合うサイズも見つからず、デザインも少なく、価格も高価で取り扱いお店も限られているのが現状らしいです。

子供たちの成長に合わせてサイズも変わっていくため、ウィッグの寿命も2年と短く、その度に数十万する医療用ウィッグを買い換えるのは、ただでさえ医療費がかかっている家系の経済的な負担は少なくはありません。

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そんな病に苦しむ子どもたちへ、髪を切ることで誰にでも出来るボランティア活動です。

あなたの髪の毛が子どもたちに希望をあたえられる

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私は美容師で、毎日のようにお客様の髪を切っています。美容師歴として12年、ありがたいことに毎日のように髪を切らせていただいてます。

そして、髪を切ることでその人の人生を少しでも豊かな方向へ導くことができ、美容師として自分の施した技術が誰かの役に立ち、大事な人を自らの手で笑顔になっていただける仕事に誇りを持っています。

お客様の笑顔のために、技術を学び、資格を取り、腕を磨き、どれだけやっても終わりというゴールはない職業。流行は変わり、世の中も常に変化するため、何年経っても美の追求に、美容師の仕事に終わりはないと感じます。

毎日、お客様の髪の悩みをカウンセリングしその一人一人の悩みに応じて、カットやカラーリング、パーマやヘアアレンジなど、その方に合わせて適切な選び施術させていただいていますが、当たり前のように思われる美容師の仕事の前提にはそこに髪の毛があります。

それが当たり前のように感じてしまっていたところにも少し改めて見直すべききっかけになったのが先日の出来事。

「ヘアドネーションをしたい」というお客様がいらっしゃったので、その様子をまとめ、つたない文章力ですが、多くの方に知って広めてもらえるきっかけになったらと思います。

ヘアドネーションする前の注意点

まずは、サロンでヘアドネーションをする前に、知っておいてもらいたいことがあります。

ヘアドネーションに必要な条件(JHDACが寄付を受け付けている条件)は下記の通りです。

1. 医療用ウィッグとして使用できる最短の長さは”12インチ(30.48㎝)”ですが、基本的にはどの様な髪でも受付けております(特に長いものを多く必要としています)。
2. 12インチに満たない長さの髪は、場合によっては廃棄処分、または転売させて頂くことで、医療用ウィッグの制作費用に充てさせて頂きますので、事前にご了承の上、ご寄付下さい。
3. 髪は乾燥した状態で、くせ毛等は伸ばした状態で計測して下さい。
4. 毛束は根元を輪ゴム等でしっかりと(多少キツめでも構いません)括り、同じく毛束中央部と毛先の3カ所程度を結んで下さい。
5. パーマやヘアカラー、縮毛矯正等の化学処理が施されている場合でも、トリートメント等で日常的に手入れがなされていて、主観的にダメージの少ないものであれば問題ありません。
6. ヘアドネーション(毛髪の寄付)は、年齢・性別等に関係無くどなたでも参加が可能なボランティアです。
 (JHDACのHPより引用)

まずは、長さです。

  • 切り口から毛先までが31センチ(12インチ・30.48cm以上)の髪。

長さが足りない分はまた別の使い道があるそうなのですが、長さがあった方が必要とされているようです。くせ毛の方は、伸ばして計測なので、ブローやストレートアイロンで伸ばしてからカットしましょう。(美容師さんにお願いした方が無難ですね)

  • パーマやカラーした髪の毛でもダメージが少ない髪であればOK。

ダメージの多い髪の毛は残念ながらNG。縮毛矯正した髪も傷みが激しくなければOKみたいです。ダメージ具合は美容師さんに確認した方がいいかもしれませんが、ハイブリーチを繰り返した髪などは残念ながらちょっと難しいかもしれません。

以上の2点をサロンで「ヘアドネーションしたい」と伝える前にご自身で確認してみてください。

いざ、ヘアドネーションカット。

今回ヘアドネーションされるお客様の髪の長さは胸下の長さです。

胸下くらいあればほぼ30Cm以上なので、大丈夫でしょう。

(31cmカットするにはロングからボブになるくらいの長さが必要になります)

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まずは、カットする前に髪を結びます。(切り口がバラバラにならないようにしっかり目に結ぶ)

細かめに結ぶようにすると切った後の差が出にくく、切った後に送る髪の毛も無駄になりにくいです。

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準備が整ったら髪を切ります。(一太刀目はお客様自身に入れてもらいました)

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ゴムで結んだ結び目のすぐ上をカットします。

間違えても結び目の下を切らないように。(折角結んだ髪の毛がバラバラになってしまいますので)

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切った後はこんな感じです。同じように、後ろ、逆サイドも進めていきます。

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切った髪の毛はしっかりと結び目が解けないようにしておきましょう。

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全て切り終わりました。解けないように中間でも結んでいますが、最後にまとめて結んでも良さそうです。

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長さは約40cmありました。(31cm以上であれば大丈夫です。)

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この髪の毛を、根本、中間、毛先と、しっかり輪ゴムで結び、ジップロックなどに入れて送ります。jhdac公式サイトよりヘアドネーションシートを印刷し、記入後に添付して一緒に送ります。

ここだけは注意!!絶対に濡らしちゃダメ!

髪の毛の切り口が揃っている状態にすることなど、送る際にもいくつか注意点がありますが、その中でも必ず守って欲しいのが、絶対に濡らさずに、完全に乾燥してある状態にすることです。

濡れていたり少しでも湿っていたりすると、カビや雑菌が繁殖してしまい、他の方の髪の毛まで使えなくなってしまうそう。

折角切った自分の髪の毛が廃棄処分になって使えなくなってしまうのも悲しいですが、他の方の髪の毛や好意まで無駄にしてしまう可能性もあるので、絶対に湿っている髪は送らないようにしましょう。

美容師さんにもヘアドネーションのカットの時には、絶対に濡らさないようにして貰う事が注意すべきポイントです。

慣れていない美容師さんにお願いする時は、このブログを見てもらったり、検索して貰うのがいいかも知れませんね。

髪の毛を送る側も送られた側も幸せに

無事にヘアドネーション用に髪の毛をカットしたら、最後にヘアスタイルを整えます。

ヘアドネーション後のアフターのヘアスタイルです。

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長さとして40cmの髪の寄付がすることが出来、ロングだった髪の毛もショートになりました。

髪の毛をバッサリいって気分も変わるし、その切った髪の毛が、病気で髪に困っているこどもたちの為になるならこれ以上の事はないですね。

人は一人では生きていけないし、支え合って社会というのは成り立っています。

今までカットしたあと気にせずに捨ててしまっていた髪の毛も、病気で困っているこどもたちへの贈り物にすることが出来ます。

(以下、JHDACに送られる手紙の一部を紹介させて頂きます)

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誰かの優しさが誰かを救い、救われた人がまた誰かを救っていく。誰かに優しくされたら、今度は優しくしてあげたくなりますよね。素敵すぎますね。

僕が架け橋になります。

私も困っている人に手を差し伸べてあげる人でありたいと思うと同時に、沢山の方のやさしさや愛で成り立っている素晴らしい取り組みに最大級のリスペクトを込めて。

ヘアドネーション用のカットしたいという方はお気軽にご相談下さい。あなたのやさしさを、困っているこどもたちへつなぐ為のお手伝いさせて頂きます。

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それでは。また。

岡田 彰大

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岡田 彰大
都内某有名店勤務を経てフリーランス美容師として独立。 「一人一人の髪の悩みにとことん向き合ったパーソナルケア」に特化したパーソナル美容師として活動中。 ☆「組織に属さないプロフェッショナル」としてヘアスタイルを通して「あなただけのfashionとstyleを」モットーに活動しています。 サロンワークの傍ら、専門学校の講師としても活動しています。サロンワークは中目黒駅徒歩1分【piece201】にておこなっております。お仕事のご依頼・ご予約は「contact」・「LINE@」よりご連絡下さい。 「LINE@相談」も無料で承っています。 ↓↓の「友だち追加」ボタンでLINE@で気軽に友だち追加してください♪
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