「美容師 やめたい」→やめたければやめればいいと思う。

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最近美容師の間でにわかに話題になっている

「美容師やめたい問題」なんですが・・・それに関して一考をと思い一筆書いてみようかと。

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「美容師 やめたい」  とは?

というのも、そもそものところ、「何故そんな話になってるのか?」という部分。

話の流れが急すぎて、twitterのやってないorわからない方や美容師以外の方からしてみれば「???」みたいな流れなんですが。。。

オカダは最近はtwitterあまりやってないのですが、皆さん大好き「twitter」のなかで、

「美容師」と検索すると、検索窓に

「美容師 やめたい」

というのがすぐに出てくるそうなんですよね。

トレンドに敏感ではないオカダも、ここはトレンドに敏感になるべきだろうと、現役美容師のオカダも早速検索してみました。

2015-06-08-14-37-24_deco

うんうん。一発目にでてきますね。だってトレンドですからね。

検索してみると、こんな感じです。「美容師 イケメン」で検索するんですね。確かに美容師さんイケメン多いですからね~。

早速キーワード検索した結果の流れを追ってみましょう。

2015-06-08-14-41-50_deco

とか、

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ほうほう、

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オカダと同じことしてる人いますね。さらに、NAVERまとめにもまとめられてる!?らしいですね。検索するのが目的だったので今回中身は見てはいませんがどんなことが書かれているんですかねw

まぁ、twitterという匿名性が高い「ツール」故に、こうやってあがってくるのは『「死にたい」=「生きたい」だっ!!』みたいな流れもあると思うけどね。

まぁ真意の程はわからないけれど。

みんな結構つぶやいてますねー。まぁそれでストレス発散になるんだったらいいんじゃない?くらいに他人事としてみたら済んじゃいますけどね。

「美容師 やめたい」件についてちょっとマジメに考えてみた

この件に関しては、現役美容師さんも様々な考察を述べていたりするわけなんですが、トレンドに乗っかってオカダ的主観でこの件を考えてみてみようかな。

かくいうわたしも美容師として12年目になりました。

何人も美容師を辞めた人を見てきたし、美容師を辞めようとしている後輩の相談も何度ものってきた、自分自身の経験も踏まえてですが。

辞めたいなら辞めればいい

「やめたいという人を引き止める」ことに関しては、こちら側のアクションやプランなしで、美容師としての将来を見せられるかという過程を踏まないで

「続けてたらいいことあるから・・・」

「俺の時代はこうだったから・・・」

といった「精神論」的なことで片づけてしまう人がたまにいるんですが、それって今の若者たちにはすごく「無責任」なことだなと。

そもそものところ、時代は変わっているし、「カリスマ時代」よりも顧客獲得に関しては過酷なのは「競争」が激しくなっている現代では少し考えればわかること。

それを「言葉」や「根性論」で繋ぎ止めようとする「上の世代」の方の言葉が、「今の若者に響くか」という観点でいえば少し無理があって、

そもそもの組織としての「イノベーション」をする方が自然な流れだし、もっと根本的なところだったりすると思うんですよね。

美容師としての生き方は一つじゃないしサロンは一つじゃない

美容業界は「サロン」は今ではコンビニの数よりもあるし、「美容師」もその何倍もいるんですよね。

ひとつのサロンで「美容師」というものを見限ってしまうのは、非常にもったいないことだなと思うと同時に、いろんな「美容師」がいるので、「モデル」としていろんなサロン、美容師をみてからの判断でも悪くはないのかなとも思います。

それに、表参道・原宿の都会の人気エリアでなければ「美容師」の価値が下がったりするわけではありません。(当たり前すぎます)

もちろん「華やかさ・派手さ」みたいなものを求めがちな美容学生は、一時期の「カリスマ」やそういうものを夢見がちなのかもしれませんが。

もっと現実は泥臭く、地道な努力なしでは語れない部分も多いと思うのが美容師続けてきた経験から言えることかなと。

なにをもってやめたいのか」というところ。

美容師辞めても人生は続きますからね。

努力は必ずしも報われるものではない。

「努力すれば必ず報われる」というものがかつての常套句だったようですが、今ではそれが変わってきています。

先日の「AKB48総選挙」の高橋みなみさんのスピーチ(※2015年)でもあったように、

「人生というのは、矛盾と闘えるか」

だとも思うんですよね。ちょっとファンではないオカダも感動して影響されました。

アシスタントの頃なんて特にですが、

こんなに仕事がきつくて、仕事中はお昼も食べられなくて、朝も夜もやることがたくさんあって、お給料は少ない。

こんな仕事やってられるかぁあああああああ!!!!

・・・っとなったとしてもですよ、

じゃあ今スタイリストとして働いている美容師はそれを乗り越えていないのか。いや、みなさんおそらくもっと大変な時代を過ごしているはずです。

そこでも「未来は今」なんだと思えるか。自分は「どんな美容師になりたい」という「自分」に向き合える時期なんですよ。今は。

そこで、夢ばっかり見てないでしっかりと足元を見て、「今をどう過ごすか」という「過程がすべて」だと思います。

そんな悩んでる後輩を尻目に、先輩の方々には是非とも「美容師は素晴らしい!」「美容師最高~!!ウェーイ!!」・・・

なんて「美容バカ」になって仲間内だけで盛り上がるのは勝手ですが、周り(ここでいうのは社会的な立場として)から評価されるしっかりと福利厚生の環境を整えたり、組織としてのイノベーションに励んだ方がよっぽど組織として建設的なのかなとも思います。

本当はどっちでもいい。(それがその人にとって幸せならば)

人生は続くんだし、美容師辞めたからって人生終わりなわけがないので、本当のところはどっちでもいいというスタンスです。

本質的なところでいえば、美容師を辞めてその人自身が「幸せな生活」や「幸福度の高い仕事」をしていってもらえるならばそれが一番だとも思っています。

「美容師辞めて幸せ」な人も知っていますし、「美容師辞めなきゃよかった」という人も何人も知っています。結局は「人」なのかもしれません。

「辞めたい」という人が悪いのか、「辞めたい」といわれる会社が悪いのか。

「引き留める」のがその人の人生において「幸福」なのか否か。引き留める側の都合(利益)しか考えてないのでは?と思われては少し寂しい気がします

そこら辺は双方の問題なのでなんともいえませんが。しっかりと言葉の本質的な部分に目を向けたいところではあります。

「難しい」という言葉で思考停止しているようでは未来はないですから。

辞めたい奴は俺についてこい!

といえるような環境と、理解を示せるように。「愛」をもって人と向き合えるように。

しっかりと襟を正して、気を引き締めていきたいと思います。

※「美容師 辞めたい」相談が多いのでもう一記事書きました。

仕事が辛くて死ぬくらいなら今すぐ美容師辞めてでも生きろ【美容師やめたい問題】
どうも、東京の中目黒でパーソナル美容師としてフリーランスの美容師をしている岡田です。 今年に入ってから半年ですけど、最近よく美容師さんから相談を受けていま...

それでは

オカダ アキヒロ

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岡田 彰大
都内有名店勤務を経てフリーランスとして独立。 独立後は都内でのサロンワークの他にも専門学校講師も兼任し、2018年地元の栃木県那須塩原市に自身のサロン【hairsalon iLii】をオープン。 現在、東京と栃木を中心に活動しています。お仕事ください。 お仕事のご依頼・ご予約は「contact」・「LINE@」よりご連絡下さい。 「LINE@相談」も無料で承っています。 ↓↓の「友だち追加」ボタンでLINE@で気軽に友だち追加してください♪
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