どうも。岡田です。
先日、前のサロンで担当させていただいたお客様から手紙を頂きました。
(名前は伏せますが、サッカー少年のYくんとさせていただきます。)
退社してからもうすぐ半年が経とうとしていますが、僕が以前勤めていた会社を辞めると伝えたときに、悲しくて泣かせてしまっていた様で、わざわざ手紙を書いてくれたのを先日受け取りました。Yくんありがとう。
思い返せば岡田が美容師を志したのは、中学生の頃。ちょうどカリスマ美容師ブームの最中で、初めて行った美容室に感動したことがきっかけでもありました。そう、美容師によって自分の人生を動かされた のですね。
「人生を変えられる美容師になる」
そう願ったあの頃のオカダから、美容師を志して、美容師になって10年経った今、「人生を変える」と言ったら大げさだけど、少しは誰かの役に立てる美容師になったのかなと。
「一人前の美容師になる」
そう思って美容に時間を費やし、友だちの誘いを断り、サロンに残って練習したことも、
ご飯代を削って練習用のウィッグ代にまわしていたことも、
コンテストに挑戦したくて休みの日に毎日モデルハントでつぶれていたことも、
今考えたらもっといいやり方があるし、上手い生き方があるし、もっとちゃんとご飯食べればよかったとか、もっと友達を大切にすればよかったって、不器用で美容バカみたいなことしてたなって。そう思うけど、
そのときは、昨日切れなかったヘアスタイルが、昨日より少しだけ上手く切れたこと。そしてそれでお客様に喜んでもらえることがなにより嬉しかったし、楽しかったなぁー 。って。生きるのに必死でした。
今思えばそんな若かりし日のことも、それが今自分の美容師としての礎になり、誰かの人生を少しだけ豊かにして、毎回サロンに来るのを楽しみに、ライフスタイルに必要とされてたのなら、決して無駄じゃなかったんだなって、報われた気がしました。
・・・
と、梅雨っぽく湿っぽい記事になりましたが、オカダは死ぬわけではないので、これからもオカダは精進して参ります!
Yくん。ありがとう!
サッカー頑張ってね!僕も美容師頑張るよ!
大きくなったら、また髪切らせてね♪
これからも、「その人の人生を変えられる、一人前の美容師」になれるよう、頑張ります!
オカダ アキヒロ


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