「失敗は成功の母」なんて、誰もが知っていることですが、こと「仕事」に関して、4月からの新生活で初めてのことに手間取っている方も多いのではないでしょうか?
こと4月のこの季節にも、新入社員や、新たに仕事を始めた方にとっては、初めてのことで溢れていると思います。うーん、いいですよね。その感覚。新鮮で、フレッシュな、その感覚。岡田も今、新しい生活を始めているので、分かりますよ。まぁ年はだいぶ上ですけれどもねっ!ええ。
「学生気分が抜けない」とか、「社会人としての基本が出来ていない」とか、言われる時期だと思うんですよ。岡田も言われたこともありますし、自分でも今考えたらすごく反省する部分が多かったのかなと思います。
「THE・学生気分」の見本だったと思います。何度と注意されたことか。思い返せば恥ずかしい思いで胸がいっぱいです。
まぁ、そんなことはどうだっていいのですが・・・
最初から上手くいくはずがない
そんなこんなですが、失敗は誰でもすることであり、「失敗なくして成功はない」ということも、同じように成功者のエピソードではよく耳にすることでもあるともいえますよね。
かの天才発明家エジソンは、こうもいいました。
私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、
うまく行かない方法を
見つけただけだ。
と。ね。すごいですよね。この前向きさというか、この姿勢というか、爪の垢でも煎じて毎日の昼食後に飲みたいくらいですよね。飲ませてあげたいですよ!10年前の自分にね。
でもね、右も左もわからない状態で、失敗してしまうことは避けられないことだと岡田は思うんですよ。
だってね、社会人ですけれど、生まれたての赤ちゃんみたいなもんですから、
美容師としての基本が分からないんだもん。
そんな中で、「見て覚えろ」とか、「根性が足りない」とか、なんとも精神論ばりばりなスパルタ体育会系の時代で育った自分にとっては、それはそれで若い頃にいい経験をさせてもらったなーと。今の自分があるのも、その頃の教えのおかげでもありますよ。
上手くいかなかった→そこから何を学ぶか
もう一度いいますが、失敗をしない人なんてこの世に存在しません。
そして、エジソン風に行ってしまえば、「失敗」ではなく、「うまくいかない方法を勉強した」わけです。
それを、先輩に「もっとこうしたらうまくいくであろう方法」、若しくは「こうしたらうまくいった方法」を教わるわけです。
でも、負けず嫌いなあなたは、素直に聞けないところもあるかもしれません。その先輩も「完璧」ではないわけですから、失敗もするし、仕事でやらかしてしまうこともあると思うんです。でも、あなたよりこの仕事に長く携わっていて、「上手くいかなかった方法」を体験しているわけです。
自分で経験しなくてもいい「上手くいかないやり方」を経験しているのですから、岡田なら素直にアドバイスを貰っておきますね。
失敗を繰り返しながら成長していく
そして、今までのそれとはまた逆説的な話になってしまいますが、美容師という仕事においては
「自分で経験しないと本当の自分の力にはならない」
とも思います。特に技術やテクニックに関しては、「手に職」というように、
「技術を身につける」とか、「体に覚えさせる」という経験は、自分に代わって自分以外の誰かがしてくれるわけではないからです。
だから、代わりのきかない職業であるといえますし、そんな美容師という仕事が岡田は好きですし、誇りを持っています。
だから、失敗をしなければうまくはならないと僕は思いますし、自分がしてきた練習は裏切らないと思います。
一丁前に書いてますが、自分もまだまだまだまだですし、もっと勉強して練習して自力をつけなければいけないと思います。
ただ、やっていることは美容師なりたての若い頃とは違うだけで、自分もずっと半人前だと思って失敗し続けてきて、今でもうまくいかないことを学んでいるつもりです。これでも岡田も美容師ですからw
成長し続けなければライバルよりも時代に追い抜いていかれます。これは、若い子にも、自分にも、上の世代にも共通しているようですよ。
なので、今の自分よりも若い子達には、
もっとたくさん失敗をして、
もっとたくさん経験をして、
もっとたくさん体験をして、
もっとたくさん人生の勉強をしよう。
そして苦しむこと。苦難に立ち向かうこと。今居るステージより上に昇るのであれば、
人並み以上の知識
人並み以上の経験
人並み以上の努力
そして少しの勇気と覚悟をもって、勢いよくステージを駆け上がっていきましょねー。
自分の頭で考えて、自分の足で進め
成功しない人がいたとしたら、
それは考えることと、
努力すること、
この二つをやらないからではないだろうか。
- トーマス・エジソン -
今のあなたは長い長いマラソンのどの辺りを走っていますか?
誰かの定めたゴールになんて、あなたの望んだものは何もないです。自分の目指すゴールへ向かうには、自分の頭で決めて、自分の足で進むこと。
この世界は何もしない人間には平等ではないらしい。
しっかり頭上げて前向いて、血に足つけて踏み締めて、たくさん失敗して、がんばっていきまっしょい。
ー自戒をこめて。


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