そろそろホットペッパー批判やめません?

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こんにちは。スタイリストの岡田です。

今日はちょっと美容師さん向けというか、日々思うつぶやきです。

ホットペッパー批判はもうやめません??

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美容師さんって、サロンではホットペッパー使ってるけどホットペッパー嫌いな人って多いですよね?

なんでこんなにも嫌いな人多いんでしょうか?広告費が高いから?自分たちが頑張った分のお金を(手数料として)とられてしまうから?

皆さんホットペッパーをはじめとしたポータルサイトの仕組みはご存知だと思うのですが、やってないサロンさんとかもいると思うので簡単に一応説明するとですね。

ホットペッパーのようなポータルサイトは、お客様と美容師の「マッチング」をするようなサービスで、そのマッチングによって生じた料金の内訳から何%かの「マージン」をサロンの売上からポータルサイトに支払う。という流れです。

元々ポータルとは、港 (port) から派生した言葉で、門や入口を表し、特に豪華な堂々とした門に使われた言葉である。このことから、ウェブにアクセスするために、様々なコンテンツを有する、巨大なサイトをポータルサイトというようになった。

これ自体は飲食など他の業界だとよくある話ですし、最初はサロンに広告料は無料や無料に近いような低めの値段に設定して、シェアを増やしたら広告料を上げて利益を得るという、模範的なビジネスモデルですね。考えた人天才だと思います。

それが時間をかけて一般に浸透して、サロンもいつかポータルサイトなしでは生きていけない状態までなってしまっているサロンもあると聞きます。

僕が思うに、今の美容業界ではその影響からか、「お店にいつも来て頂いている既存のお客様」よりも、「新規のお客様の獲得」の方に重きを置いている傾向があり、(もちろん新規のお客様は大切ですが)

「新規特典」や「新規割引き」を設定して、いかに「新規のお客様に来てもらうか」が集客の焦点になってしまっているように感じます。

事実、teetaでもホットペッパーを始めとするポータルサイトを利用しており、集客力があるのも事実です。(一時期の勢いは衰えているみたいですが)

なので、僕はそもそもそういったポータルサイト自体を否定しているわけではなく、ホットペッパーがこれだけ流行って定着しているのも「ユーザー目線で考えたら当然の結果」だと思うんですよね。

否定してるだけじゃ何も生まれない

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「ホットペッパー否定」をする美容師さんって本当に多いんですが、同じようなサービスで自分たちが「食べ◯グ」や「◯休.com」を利用していないかどうかって考えたら、ちょっとどうなんでしょうかね。食事するお店探すのにそういったサービスをつかったことない人いないんじゃないですかね?

リクルートが、美容室を探しているユーザーにとってあったら便利なサービスを世の中に提供して、それがこれだけ世の中に受けているのなら、それは「美容師である自分たちにも責任があった」と思いますけどね。

柔らかい言い方で伝わらないといけないので、言葉を変えれば「自分たちの努力が足りなかった」ですね。

そんなん、否定するだけなら誰でも出来ますし、嘆いていても何も始まらないし、そういった時間の使い方も有益ではないので、そこから自分たちがいかにお客様に対して「新しい価値」を作っていけるかが問われている気がします。

今なってしまった状態から、なぜそうなってしまったのかというのは本当はどうでもよくて、そこから何を学べるかがの方が大事です。

ポータルサイト否定して自分で動かずに何もしていない美容師たちは、さっさと負けを認めて、ブログを自分で立ち上げるなり、SNSで発信するなり、何か始めた方がいいですよ。

依存から共存へ。

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なんでもそうですが、「何かに依存している状態」ってのは、健全ではありません。

支えとしている程度ならまだしも、完全なる依存というものは、もしそれがなくなった時にどうなってしまうかは目に見えていますよね。

なので、私たちがこれから目指さなければいけないのは「依存」の状態から「共存」の状態への移行です。

お互いのいいところを取り入れつつ、自分たちの強みを磨く。強みを磨いていって、それをお客様へ伝える手段としてポータルサイトを活用する。これがまずできるところの共存です。

よくSNSで大事なのは「拡散」といいますが、「拡散」というものは、スピーカー(拡声器)のようなものです。

「いかに多くの人に広げるか」が大事なように思っているかもしれませんが、大事なのは「その人が何を言っているか」です。

小声で「うんこ」というのと、大声で「うんこーーーー!!!!」というのも、内容は変わりません。ただ、聞いている人が多いか少ないか、それだけですよ。拡散自体に価値はありません。

でも、格好つけて、スカして、自分で動かずに何もしないのが一番よくないですね。迷った人は、まずは発信することから始めてみてはどうでしょう?

こんなブログも、意外とだれも見てないですからね(笑)ちょっと過激なこと書いてみました。

以上、本日のつぶやきでした。

それでは。

岡田 彰大

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岡田 彰大
都内有名店勤務を経てフリーランスとして独立。 独立後は都内でのサロンワークの他にも専門学校講師も兼任し、2018年地元の栃木県那須塩原市に自身のサロン【hairsalon iLii】をオープン。 現在、東京と栃木を中心に活動しています。お仕事ください。 お仕事のご依頼・ご予約は「contact」・「LINE@」よりご連絡下さい。 「LINE@相談」も無料で承っています。 ↓↓の「友だち追加」ボタンでLINE@で気軽に友だち追加してください♪
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