こんにちは。スタイリストの岡田です。
この時期になると乾燥が肌や髪の敵になりますが、そこでお客様的には気になるのがこの疑問。
カラーリングをしない方によくありがちな質問でなのですが、カラーリングの負担についてです。
カラーをしても傷んだ実感としてはほぼ無い。むしろ手触りやツヤが良く感じる。
カラーリングが乾燥やパサつきの原因になるのか、この季節だと特に気になりますよね。
毎日ヘアカラーリングを専門でお客様を担当させて頂いていますが、
お客様に聞いてみても、実感としてはあまり感じていないという方がほとんど。
厳密にいえばカラーリングは髪に多少は負担がかかりますが、
「髪の状態」「履歴」「パーソナルカラー」を事前に知り、ひとりひとり違う髪質に合わせて、ぴったりな染め方でカラーリングしていけば、プロの目から見てもそれほど大きな負担にはなりません。
(※ハイブリーチや特殊なカラーリングは別です。)
ただし、正しい染め方ではないと必要以上に負担がかかります。
例えば、髪質に合っていない染め方、強すぎるカラー剤の薬の選定、髪の色素量・今までの履歴を踏まえないカラーetc,,,
カラーリングするのに、実は必要以上の負担がかかっている人が多いのかもしれません。
「サロンでいつも染めてもらっているから大丈夫」という方も、
しっかりと薬剤の「塗り分け」をされているか否か、
要は、「最小限の負担で髪の毛をカラーリングしているか否か」というところになってくると思います。
が、それは美容師にしか分からないことかもしれないので、しっかりと信頼できる美容師さんにやってもらう事が一番の美髪の近道になるんだとオカダは思っています。
実はその行為が「カラーリングは傷む」という認識になっているのかも。
また、ドラッグストアなどで売っているホームカラーを自分でするのはまた別な話。ホームカラー剤は誰にでも同じ様に染められるように作られています。
カラー剤の色素を抜くパワーも強く、髪が強く、染まらない人に合わせて作っているものが多いです。
髪や頭皮が敏感な方には、素直にサロンへ行くことをお勧めします。
とはいっても、ホームカラーでなければいけない理由や、サロンに来られない理由もそれぞれあると思うので、自分で無理せずに友だちや家族などの誰かにやってもらいましょう。
美容師は髪の医者みたいな存在だと思っている。
私たち美容師にとって、カラー剤は「薬剤」です。
その名の通り、「薬」であり、用法・容量を守って正しいこなせる、カラーリストはカラーの「お医者さん」のような存在でもあります。
お医者さんがあなたの「体の症状」に合わせて「くすり」の処方箋を出すように、
あなたの「髪の症状」に合わせて「カラー剤」を処方しています。
あなたの髪、必要以上な負担がかかっているのはもったいない。実はもっとツヤがでる髪質なのに。という方、とても多いです。
是非一度ご相談下さい。
岡田 彰大


最新記事 by 岡田 彰大 (全て見る)
- プロとして家族からお金をいただくことの意味 - 2019年11月18日
- 起業したいって相談に来る人へ - 2019年7月5日
- サロン「iLii(イリー)」が出来て半年が経とうとしています。 - 2019年3月12日
- 100万円が手に入ったらどうするの - 2019年1月7日