こんにちは。栃木県那須塩原市の美容室hairsalon iLii 西那須野で美容師をしている岡田です。
最近、一丁前に経営者として創業に関しての相談を受けることがあります。
経営者として1年も経ってない僕に聞きに来るなんて、相当困っているのか、気でも狂ってしまったのかとも思うけど、
せっかく相談してきてくれたのだからしっかり答えてあげなきゃなって思うので、ちゃんと嘘偽りなく聞かれたことには答えてます。
だけど、話をしていて「この人はきっと難しいだろうな」って思う瞬間が決まってあったりする。
逆に話していて、「これって結構大事かもなー」って思うこともあったりする。
だから、今回はそれについて少しまとめてみます。
僕も一人一人に割ける時間というものは限られているわけなので、、、備忘録的な意味も込めてそんな感じで書いて見ることにします。
プロとして情熱を注げるか
常日頃から言っていることだけど、僕にとって仕事の本質っていうのは、「人の役に立つもの」だと思ってる。
それが全てで、今の僕にはそれ以外には答えようがないくらい大事にしていることだから、相談にくる人にはそれがどう人の役に立つかってことを説明してもらうことから入って行く。
もちろん、人の役にたってもビジネスとして成り立たないものもある。
「起業より存続することの方が難しい」っていうくらいだから、利益を出し続けながら運営して行くことには毎日本当に頭を悩ませる。
でも、非営利団体やNPOという団体があるのだから、起業したいだけなら別にそっちでやっても構わないと思う。
ただ、起業したいって人は今よりも自由やお金が欲しいだけって人も多い。
それでも立派な理由だろうけど、ただそれだけになってしまっている人は、きっとうまく行くまでのたくさんの苦労や苦難を乗り越えられないんじゃないかって、別な方で心配になってしまう。
それは、きっと世の中にはそういう人の方が多いから、同じ思いでスタートするのならそこから差別化することが難しい気がするから。
だから、プロとしての技術や誇りはもちろん必要だとは思うけど、一番大事なのはそこに向かう「情熱」や「熱量」みたいなものなのかなと。
そこさえあれば、きっとうまくいかないことがあっても乗り越えられる。最初に結果が出なくても諦めることが少ないと思う。
というか、最初なんてうまくいかないことの方が多いことばっかりだと思うから。
若いうちなら何度でもやり直せるっていうのは、そういうパワーや若さのエネルギーからくるものも、きっと関係あるんじゃないかと最近は思うんですよね。
愚痴を言うくらいなら自分でやれ
僕も昔、勤めていた会社からサラリーをもらっていた時代には、お酒が入ればよく愚痴とかも吐き出していたりした。
その愚痴の矛先は、会社の上司だったり、経営者だったり、同僚だったりするけど、実際はうだつの上がらない自分に対するものだったりしていた。
それが自分でやっている会社ってなると、当然うまくいかないことに対する愚痴を言っても、その矛先は自分に対して向かう。
愚痴をだれかに言う暇があるくらいなら自分でやった方が早いし、聞く方の時間も使ってしまう。
だからだれかに愚痴を言うくらいならその時間、そのうまくいかないことに対しての対処に時間を使う。
そうすると、必然的に愚痴も出なくなってくる。
そりゃそうだ、自分で自分の悪口をいう人なんていない。大抵悪口なんてものは自分以外のだれかについていうもんだから。
だから、自分でサロンをやるようになってからは、会社員の友達とお酒を飲む機会がめっきり減った。
友達の会社の愚痴を聞いたところで、自分にはいう愚痴もないし、愚痴を言うくらいなら自分でやればいいのにと思ってしまうようになった。
必然的に付き合う人が変わった。
愚痴を言い合う時間より、より良い未来を作るために使う時間の方が楽しい。
僕と同じように起業している人や、前向きなパワーのある人と飲むお酒は美味しい。
そこで一緒にお酒を飲んでいる人たちの共通することがあるとすれば、
IQの高さや頭の良さ云々よりも、行動力やノリの良さや、フットワークの軽さというのをみんな持っていることですかね。
ノリの良さで世界は変わる
ただ頭がいい人、勉強してきた人っていうのは、いろんな知識があるばっかりに、決断力に乏しい人が多い。(気がする)
失敗しないように、いろんな情報を集めて、失敗例も揃えて、集めたいろいろな情報に振り回されて行動する前に尻込みをしてしまう。
ホリエモン的にいうならば、「小利口」の人がうまくいかないってことになるかな。(小利口なくらいならバカの方がいいって多動力に書いてあったっけな。)
本当に頭のいい人っていうのは、頭の回転が早かったり、頭がキレる方の人で、視野が広いので決断するときは早い。
経営を長くして行くのに、頭の良さはあった方がいいけれど、全部自分がやらなきゃいけないわけではない。
苦手なことを一から学ぶ時間があるくらいなら、僕ならそれが得意な人や出来る人を雇って力を借りたい。
だけど、「決断をする」ってのは、組織のTOPにしか出来ない。
情報を集めて、意見を伺って、世間を待ってからの決断だと遅いこともある。先行者有利の世界だから。
かの有名なfacebookも、マークザッカーバーグが学生ノリで一晩で作ったサービスだ。
それが、世界のコミュニケーションを変えた。でも、こうなるまで全部マークザッカーバーグが一人でやったわけじゃない。
だから、飲み会のノリが悪いわけじゃない。むしろ、最初は仲間内の飲み会のノリで始まるサービスが殆どだと思うんだよね。
それに乗るか乗らないかだけでも未来は変わって行くと思うんだ。
だから、最近若い人が飲み会にいかないって話題になってるけど、
飲み会に出ないのはその人の判断だけど、大抵自由な発想や生まれたり、面白いことが起こるのはお酒が入って開放的になってる時だったりするから、
それに反応できるフットワークの軽さはいつでも持っておいた方がいいと思う。もちろん、全部いかなきゃいけないわけじゃないけどね。
思うことなんでもやってみたらいいと思う
結局のところ、未来に起こることや、なにがうまく行くかなんてものは誰にもわからない。
タピオカがこんなに流行るなんて誰が予想した?
大企業が「終身雇用は無理ゲー」で、美容師みたいな「手に職は強い」って、子供の頃に教わったことと今は真逆の世の中なんだよね。
だから、やりたいことがあったらなんでもやって見たらいいし、最初っから無理だって決めつければそれは無理になっちゃうだろうけど、
やりたいことでどうしても叶えたいことがあるならやって見たらいいと思うよ。
だけど、それが自分を誇示するためだったり、自己顕示欲だけだったりするのは、世の中の人はあまり喜ばないと思う。
若い人なら、情熱を注げるほど好きなことがあるってことは、これからの世の中ではチャンスしかない。
「好きなことがわからない」で大人になって行く人が大多数になるから、「情熱を注げるほど好き」な時点でチャンスなんだよね。
結局、何が成功するかなんて誰にもわからないけど、誰にも負けない情熱や熱量がある人はきっと大丈夫。
成功するまでやらなかったから失敗なだけだから。
うまくいかなくても諦めずに、成功するまで頑張れ!
知らんけど
それでは。
岡田 彰大


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