こんにちは。中目黒のパーソナル美容師の岡田です。
2018年も始まって数日経ちますが、僕は年始にお休みをいただきまして、普段会わない友達とあった時に話していたんですが、
お互いの仕事について話していた流れの中で、「髪の毛にいくらお金をかけるのか」について話していて、
その中でちょっと引っかかることというか、思うことがあったのでそれについて書いてみることにします。
「美意識」について、というか「自分」との向き合い方についてですね。
まぁ、難しい話じゃないんで気軽にね。
自分の見た目は自分に対する意識の度合いで決まってくる
自分の見られ方なんて、自分じゃよくわからないものだったりするんですが、
他人が自分のことどう思ってるか、というの中には、「自分が自分のことをどれだけ大切にしているか」が表れてると思います。
自己プロデュースというか、自分マネジメントといったことですね。
美容師のブログなので、髪の話をしてみると
1日の流れで見てみたら、「ヘアスタイルの違い」。いや、もっと簡単に「髪の長さの違い」だけで時間の使い方が変わります。
朝に髪をセットする時間だって変わるし、昼に髪を直す時間だって変われば、夜にシャンプーする時間や髪を乾かす時間だって変わります。
そして、自分に対しての「美意識の違い」でさらにヘアスタイルが綺麗かどうかが変わります。
例えばロングヘアでも、髪が濡れたまま寝てしまったり、ケアも疎かになってしまったら、髪の毛は傷んでボロボロになってしまいます。
でも、そのままの状態でいることに対して「よし」とするか「まずいな」と思うかはその人の意識やその人次第なわけで、
それでもいいと思ったらそのままだし、「まずいな」と思ったら切りに行ったり染めに行ったりするわけですが、
それを決めるのはその人の自由だし、誰の権限でもありません。
(いろんな理由で髪を切れない人や染められない人もいるかと思いますが、話が進まないのでその場合のことは省きます)
そうしてできたその人の姿がその人の「見た目」として、他人に認識されるわけですが、
それって結局そう見られることを自分が選んでしまっているのかなって思ってしまいます。
何のこっちゃわからないかもしれませんが、まぁ友達の話なんでネタにしちゃいますけど
自分でブリーチしてプリン状態で半年間、髪の毛放っておいて綺麗に見られたいって虫が良すぎませんか?って話です(ここまで長かった・・・)
「自分に合うヘアスタイル」って顔に似合うかどうかだけじゃないよ
そんなこんなで友達との今回の話の行く先は、
「髪を短く切ったらいいんじゃない?」ということに落ち着いたのですが、それは
髪は短い方がいい!みんな、バッサリ切ろうよ!ってことが言いたいんじゃなくて、
髪を切ると、髪の毛との付き合い方や向き合い方が変わるよってこと。だから、必然と他の部分も変わってくるでしょ?ってことなのかな。
ロングヘアの人は必然的に髪にかける時間はかかるだろうし、髪の毛だって生きている期間が長いから毛先の方は痛みやすいし、なかなかケアも大変。
だからこそ髪がツヤツヤで綺麗な人っていうのは、日頃のケアが行き届いていて素敵な女性だってことが髪から伝わって来ますよね(男性諸君、女性のそういうところちゃんと見て褒めてますか?)
だから今回の友達のようなケースだと
「ヘアケアが苦手なら、髪が短い方がヘアスタイルは綺麗に見られると思うよ!」
ということで、美容師としてのアドバイスをさせてもらいまして、
友達は頑なに「女の子は髪が長い方がモテる」と言って聞かなかったのですが、
他の男性陣からも「汚くて長いより短くて綺麗な方がいい」という声が多く、渋々納得したようでした。
1日ってどうあがいても24時間しかなくって、誰にでも平等に与えられているものだから、それをどう使うかによって人生って変わってくると思うの。
だから、「タイムイズマネー」なんていうけれど、「タイムイズヘアー」でもあるかも!?
自分の手に負えないヘアスタイルは自分に合ってないヘアスタイルなのかもしれないですよね。
髪にお金払ってるんじゃなくて、自分の美に対してお金払ってるんだよ
美容室にトリートメントだけで通ってる人も多いと思いますが、それって言い方を変えると
美容院に行ってツヤツヤになった髪の毛の「ちゃんとした自分」でいることに対してお金を払っている人も多いと思います。
トリートメントは、傷んでしまった髪の毛を修復するためのメニューかもしれないけど、
それは本来の「ツヤツヤで綺麗な髪の毛のあなた」になるためだったりするのかもしれない。
言い換えれば「髪がパサパサで汚く見られたくない」の場合もあるかもしれない。
だから、そう言った女性の一番近くにいる美容師の僕は一番その気持ちがわかるし、だからその思いを大事にしたいからめちゃめちゃ頑張る。
その意識を引き上げる役割も美容師次第なのかもしれないなと。
だから、今年もサロンに足を運んで来てくださる方のために1年間頑張らなきゃなって思いました。
そんな友達とのたわいもない会話の中でも、ちょっと勉強になりました。
ではみなさん、今年も頑張っていきましょう!
それでは。
岡田 彰大


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