こんにちは。中目黒のパーソナル美容師の岡田です。
さて、髪に迷える女性の味方として活動中の岡田ですが、今年も引き続きバッサリ髪を切らせていただいております。
2018年に入ってから初のお客様もロングヘアからショートへの変身でしたが、
前回に引き続き、今回もバッサリロングからボブまで切らせていただきました。
ブログではいつもバッサバッサ切ってるので、岡田に対して豪快なイメージを持たれるかもしれませんが、
それとは真逆で大切に、繊細に切らせていただいてます。それと、なりふり構わず切ってるわけではございません。
髪を切ってより良くなる自信がなければ切らない
前回の記事にも書きましたが、基本的には美容師としては「バッサリ切りたい!」というお客様のオーダーに関しては断ることはしません。
なぜなら、僕はその人の「切りたい」に表れた「変えたい」という気持ちを大切にしたいから。(その他いろいろは前回の記事にも書いてます)
美容師としてカッターとして今までやってきたので、カットには自信がありますが、反面僕は美容師として技術ばかりに傲慢になってはいけないといつも思っていて、
謙虚にただ「その人に似合うヘアスタイルが作れる」という自信がなければ切りません。
それはただ、ヘアスタイルを作るためのカットの上手な人が、素敵な女性像を作れるとは決してイコールではないと思うから。
切るための技術と、素敵な女性を作ることでは、同じカットでもベクトルが違うからです。同じハサミを握っていたとしても見ているものが違うからです。
だから、僕は「ヘアスタイルそのもの」単品よりも、トータルで考えた時に「その人をワンランク上に見せるヘアスタイル」をいつも考えるようにしています。
だから、そういう意味ではハサミを入れる前までに、勝負は決まっています。
その人をどれだけ知っているか。その人の良さをどれだけ引き出せるか。僕が考えているのはそういうことです
寄り添うヘアスタイルを作るために髪を切る
ヘアスタイルを作る時にはいろいろ考えますが、僕の中では、ヘアスタイルが主役にならないのが理想だという考えもあります。
というのは、主役はその人自身だから。
だから、髪はその人を輝かせるための脇役に過ぎないし、僕のような美容師も脇役のようなものだと考えます。アクセサリーとか、装飾品みたいなもんで。
だから髪を切ることでその人がより素敵にならないと意味がない。
僕が技術を磨くのも、知識を学ぶのも、結局はお客様のため。笑顔のためなのかなと。
だから終わりがなくて大変だけど、だから面白いんだよね。
ただ単に自分のためにだったらこんなに頑張れない。
本当にリアルなお客様なので、正面やサイドの写真は撮ってもブログにあげられないので
いつもこういうバックスタイルになってしまうから、こうして見るといつも似たような写真になってしまうけど、
決して同じヘアスタイルになることなんてないし、同じように切ってることなんてない。
人追突が手つくりで、オーダーメイドで、オートクチュールなヘアスタイルです。
だから美容師にしかわからないような技術的な話はしないけど、バッサリカットしてパーマをかけました。
簡単にスタイリングができるように、乾かして何もしないでも大丈夫なようにしましたので、いつも素敵でいられますように。
バッサリ記念に!今年もよろしくお願いします!
それでは。
岡田 彰大


最新記事 by 岡田 彰大 (全て見る)
- プロとして家族からお金をいただくことの意味 - 2019年11月18日
- 起業したいって相談に来る人へ - 2019年7月5日
- サロン「iLii(イリー)」が出来て半年が経とうとしています。 - 2019年3月12日
- 100万円が手に入ったらどうするの - 2019年1月7日