こんにちは。中目黒のパーソナル美容師の岡田です。
今日は金曜日なので、専門学校の講師の仕事でした。
先週もちょっと書きましたが僕が授業教えながらも自分が一番勉強になってますね。
教えるよりも伝えること
今回僕は「ヘアスタイル撮影」を教えさせていただいてますが、それに関して色々と自分の中で振り返りました。経歴も、やってきたことも全て。
美容師を13年もやってきて、色々とこれでもコンテストなどでの受賞歴はそれなりにあるけれども、かと言って日本一になった事はないし、これと言って何かを成し遂げた人間でもありません。最高でベスト5止まり。
まだ美容師としても途中ですし、人間的にもまだまだ未熟です。
そんな僕という人間が「果たして教えていいのだろうか?」という疑問も自分の中にない訳ではありません。
それでも「人に何かを教えること」は自分の学びでもあるし、一つの超えなければいけない壁なのかもしれないなと思います。
失敗から学んだこと
そんな僕の美容師人生の中でも胸を張って言えることは、恐らく僕は色々な挑戦はしているだろうなとは思います。その分、失敗も相当していると思います。
元々が器用ではないし出来ない人間だからこそ、出来るようになるまで挑戦したし、失敗も沢山してきた。
僕は最初から出来る人じゃないから、出来ない人の気持ちが他の人よりも分かるんだと思います。
そういった挑戦をしてきながら積み重ねてきた色んな失敗の数は、きっと他の誰よりもしてるんじゃないかな。
人より失敗してるって決してカッコ良いものではないけれど、そこから学んだことは同じような誰かの役に立つんだろうなと思うんですよね。
温故知新
こと美容においては、「正解」や「ゴール」というものはないように思います。
もちろん流行り廃りのないベーシックなスタイルや、基本的なバランスにおいては変化がしにくいのかと思いますが、
それでも時が流れてしまえば、ひとときのものです。昔よかったものもいずれは必ず古くなります。
刻々との変わりゆく現代社会の中で、「今」という瞬間を切り取っておくには時代の流れは早すぎるかもしれません。
「ヘアスタイル」というものが、これからもう主役になることはないのかもしれない。
そんな今だからこそ伝えられることがたくさんある気がします。これからの未来の美容師たちのために。
温故知新とは、故きを温ねて新しきを知るということですが、その後には「以て師となるべし」と続きます。
「温故知新(を以(もっ)て師となるべし。)」
自分が以前に習ったことや昔のことをしっかりと習熟して、新しいことを知ることができるならば、師(先生)となることができる。
ということです。
決して驕らず、謙虚に、さらなる研鑽を積んでいきたいと思います。
僕自身、また来週も新たな学びができるように、一週間励んでいきたいと思います。
ありがとうございました!
それでは。
岡田 彰大


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