こんにちは。中目黒のパーソナル美容師の岡田です。
僕のしているパーソナル美容師というのは、一人の美容師としてお客様とパーソナルな関係でで美容師を行なっているので、どこかの組織に属しているわけではありません。
「どこの組織にも属さない」ということに慣れてきて、いいところも悪いところも感じたのでそれを今回ちょっと書いてみようと思います。
どこの組織にも属さないということ
ある組織に属してしまうと、その組織の関係や付き合いもあって、自由さはどうしても狭まっってしまいます。その点、僕は自由そのもの。
「自由」と言えば聞こえはいいかもしれないけど、実際には「孤独」ですよ。個人事業ですから。
逆に組織的であればあるほど、大きな利権が絡んできて、その組織にいるうちは自分の思っていることの真実を言えなかったりしてしまう。
そういったことを「不自由」と思われるかもしれないけど、それは「自由」の代償に、組織に守られていることでもあるんだよ。
だから、今からフリーランスになろうとしている人とかは、よく考えたほうがいいよ。
会社や組織からの守られる盾がなくなるていうことがどういうことなのか。じっくり考えて決めて欲しいなと思います。
まぁ、自由にやってる僕がいっても説得力はないかもしれないけど、僕が実際に感じていることだから、注意して欲しいなと思うんだよね。
でも、組織に属している人の弱いところってきっとそこなんだよね。
長いものに巻かれてる場合じゃないんだよ。
どうしても組織にいるとさ、そこの上司や先輩の言うことが正しくなってしまいがち。違うことはどんなに偉くても、違うって、言えてる?大丈夫?
組織にいない立場だと、年齢や立場や所属している会社に関係なく意見ができるんだよ。
利害関係ないから、言いたいことも好きなだけ言えるし、それに責任を取るのは自分だから、気にしなくてもいいことはたくさんあるよ。
だけど、ある意味それも「責任」が自分に全て帰ってくるから、気をつけなければいけないことかもしれないけどさ。
例えば、組織のカリスマ的な美容師がさ、間違ったことを言ってたとしても、それを信じてしまいやすいんだよ。言い方を変えればそれって今流行りの「洗脳」であり「宗教」なんだよね。
自分が考えることを放棄して、長いものに巻かれて置けば安心だなんて言う人が多すぎるんだよ。悲しいけど、そう言う人ってすごく多いんだ。
そういう心の弱い人は、長い時間をかけて、思考を奪われていくんだ。何も言われないと動けない人になってしまうし、自分の頭で考えられなくなってしまう。
だから、僕は言うんだよ。自分の頭で考えるのが大事なんだよって。
自分で物事の判断を常にしなければいけない状況って、意外と大変なんだ。この考えは拾う、これは捨てる、って常に自分で決めなきゃいけない。巻かれる長いものもないんだからね。ない袖は振れないんだ。
だけど、そうやって考えるようになると、色々とわかってくるよ。世の中の思考と行動の矛盾も、大人のいろんな事情もさ。
だからさ、歳だけ取って居酒屋で「俺の頃は・・・」って偉そうにしてる奴には時には言ってやったほうがいい時もあるよ。
「うるせー!年寄りはすっこんでろ!」ってね。
国民全スマホ時代で育ってきた人たちに、「生意気だ」とか「年下なのに」とかつまらないこと言ってる場合じゃないんだよね。
どこの組織にも属さない僕は、年齢や立場も関係なく意見を言うよ。
守られる後ろ盾なんてものはないんだから、言いたいことは言うし、作りたいものを作るし、やりたいことをやるんだ。
もっとみんな、自分の声に正直になってもいいと思うんだけどな。。。
それでは。
岡田 彰大


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