こんにちは。パーソナル美容師の岡田です。
日付は変わってしまいましたが、昨日、ロングだった髪をバッサリ切らせて貰いました。
なかなか自分自身が切る姿を見ることはないのですが、たまにはいいもんですね。
いつも通り、途中の写真はありません。
切る側と、切られる側と、立場が違うけど、イメージを繋いでいくように、なるべく会話をするように心がけています。
以前の僕は、カウンセリングでヘアスタイルが決まったら、無言でヘアスタイルを寡黙に作ってました。
でも、最近は当たり前ですが、目を合わせて鏡を見ながら、話をしながら切ってます。
やっぱりその方が、切る側としても鏡で顔を見ながら似合うポイントも探せるし、切られてる方も緊張がほぐれてリラックス出来ますよね。
寡黙に切っていた時の僕は、ひとりの「美容師として」の立場でしかなかったけど、
今の僕は、その方にとってひとりの「パートナー」としていようと思ってからは、美容師としての幅が広がった気がします。
僕にしか出来ない事をするというよりかは、僕に見えてる魅力を引き出す事が楽しきんだよね。
かわいいヘアスタイルを作れる美容師
もいいけれど、それよりパーソナルに、
ヘアスタイルでかわいさを引き出せる美容師
そんな美容師でいたいなと思います。
日常の中の動いた髪こそ美しく
拘りという程ではないけれど、僕なりの美学があって、こうなって欲しいなって、こうなってくれたら嬉しいなって、そういう事を考えながら切ってます。
髪は形を変えるから、いつも同じではないから、だからこそ髪が動いても美しくて、髪が動いた時の表情こそ美しくあって欲しくて。
そんな日常の仕草の中で、似合ってるヘアスタイルというものをいつも探していきたいです。
そんな事を思いながら、大切な髪を切らせて貰える事に感謝しています。ありがとう。
バッサリとボブに。うん、かわいいですね。似合ってます。切った自分で言いますけどね。僕はそういう人間です。
ありがとうございました。
それぞれの良さがあって、それぞれの思いがあって、それぞれの美しさの定義があって、
ユラユラと掴めない刹那的な美しさを、いつも追い求めていく、この仕事に終わりはないんだと。
いつまで、どこまで、追い求めても辿り着けるかは分からないけど、それもこの仕事のおもしろい事なのかなと思います。
もっと柔軟に。もっと感覚を研ぎ澄まして。もっとうまくなりたい。
前進あるのみですね。頑張ります。
それでは。
岡田彰大


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