こんにちは。パーソナル美容師の岡田です。
さち、乾燥する時期になり、髪の「ダメージ」の事で相談を受ける事が多くなっています。
ちょうど、その事に関して髪のダメージの相談を受けた件があったので記事にしていきますね。
と、その前に。
こうして相談された事を記事にする事は、他でもなく
「他にも同じ様な悩みを持っている人がいるかも知れない」からであり、
僕が提案させていただく解決法の「一つの方法や考え方」です。
なので、僕なりの知識と経験でお答えさせていただきますが、これが正解であるとは限らないですし、
ここでいうところの正解への道のりは何通りもあると思ってますので、一つの参考として聞いてくださいね。
あ、でも、決して自信がないわけではないです。一応ちゃんとヘアケアの資格もありますので。
【ヘアアイロンを使っても髪がきしまないようにするには】
この時期とくに気になるのはヘアアイロンを使ってのスタイリングだと乾燥はもちろん、ダメージが進んでしまいますよね。
特にヘアアイロンだと温度も高くなりやすいので、正しい使用方法でやらないと、髪の毛に余計な負担がかかりやすいです。
では、どうしたら【ヘアアイロンを使っても髪がきしまないようになる】のか、いくつか方法を挙げていきますね。
ヘアアイロンをする前の髪の状態を確認してみよう
まず、ヘアアイロンをする前に、気をつけたいポイントがあるので少し挙げてみます。
まず、ヘアアイロンを髪に通す前に確認しておきたいのは
髪が完全に乾ききった状態かどうか
ですね。
もし、髪の毛に水分が残ってしまっていて、ヘアアイロンを通した時に「ジュッ」って音がしてしまうなら、まだ乾ききってないです。
この状態でアイロンを通してしまうと、髪の中で水分が蒸発してしまうのと同時に髪の栄養分も一緒に抜けてしまいます。
もっと詳しく言うならば、この状態だと「タンパク変性」を起こしやすいので、アイロンを1度置いて、
ドライヤーに持ち替えて再度髪の毛をしっかりと乾かす様にしてください。
目安として、大体はみなさんが「乾いたかなぁ〜」と思った状態だと8〜9割くらいなので、そこからプラス1.2分乾かすくらいがちょうどいいかも知れないですね。
アイロンの温度をいつもより少し低くしてみよう
次に考えられるのがアイロンの温度設定です。
時短を目指すなら【高温で素早く】するのがベターですが、それできしみが出てしまっているのならば
いつもの温度よりも少し低く設定する事でパサつきやきしみを軽減する事が出来るかも知れません。
180度以上は危険です。ちなみに僕の場合は高温でも140度〜160度くらいにしていますね。
というのは、髪が熱に耐えられる限界というのがあるので、【ヘアアイロンを通す回数】も減らしてみるときしみが減る事に繋がると思います。
何度もヘアアイロンを通してしまうのは、乾燥を進めてしまうので、出来れば1回で終わらせる事がベストですね。
同じ場所の髪の毛に何回もアイロンを通してしまう人の多いパターンとしては、
「1度にアイロンを通す髪の量が多すぎる」事が考えられます。
なので、【ブロッキングして2回に分ける】などの方法で、改善するかも知れません。
是非1度試して見てください。
ヘアケアの順番を考えてみよう
ヘアアイロンできしみが出て気になってしまう方なんかは、普段ヘアケアをされている方も多いと思います。
ヘアアイロンでセットする時点で美意識は高くいらっしゃると思うので、ヘアケアに関しての意識は高いと思うんですが、
・ヘアケアのつける順番
・ヘアケア材の選択
を考えてみるのもいいかも知れません。
例えばヘアオイル。
これはそもそも仕上げに髪にツヤを出す為に作られているものが多いので、本来は仕上げに使うことが良いと思います。
なので、ヘアオイルをつけるとしたらヘアアイロンした最後の仕上げとしてつけてみる。
「じゃあ何もつけないでアイロンするの?」
という心配はあると思うので、ヘアアイロン前につけるとするならば髪の「栄養剤」タイプがいいと思います。
スプレータイプやクリームタイプ等、様々あるので、ここでどこの何がいいというのは髪質や状態によって違うので明言はしませんが、
気になる人は1度相談しに来てください。今のあなたの髪の毛にあうものをご紹介します。
【アイロン前になぜヘアオイルタイプは避けた方がいいのか】に関しては、
オイルタイプだとアイロンの熱による【オイルの酸化】が挙げられます。
そのへんな詳しいことはまた別にお話するとして、アイロン後に使うことが無難かも知れませんね。
ヘアアイロンをヘアビューロンに変えてみよう
これが1番手っ取り早い解決法かも知れませんが、アイテムを変えるという手段ですね。
もちろん、他にもいいアイロンはあると思いますが、現役美容師が最強だといえるアイロンですし、
「髪を傷ませない為のヘアアイロン」として作られているものなので、まぁ間違いないかなと。
もちろん、自分で使っていていいと思ってなければおすすめはしませんが、自分でも自腹で買って損はないと思ったので、最終手段というか、
そろそろ買い替えかなという時のタイミングがあったり、他の方法を試しても変化がない場合等の参考になればと思います。
まぁそれなりのお値段はするんで、よくご検討なさってください。一応検証記事も載せておきます。
自分に合う方法が見つからない時は相談してみよう!
今回ご相談くださった方は、まず始めの「髪が乾ききってない状態でアイロンをしていた」というパターンだったようで、
その習慣をなおすだけでも改善するところはあるかも知れません。
悩んだり迷ったりした時は、相談だけでもしてみてください。もしかしたらすぐに良くなるかも知れません。手遅れになる前に是非。
尚、髪の毛は減点法で傷んでいくので、1度傷んでしまった部分は何もしなければ元に戻る事はありません。
しっかりと、自分にあったやり方とケアをして、ツヤツヤな美髪を取り戻しましょうね。
それでは。
岡田彰大


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