さて。もう8月です。一年の半分以上が過ぎました。8/12の月となるわけですが、皆さんの今年の目標達成具合は如何でしょう?
半分以上は達成していないといけない計算になりますね。もちろん数字で計れるものもあれば、計れないものも、はたまたその両方もありますが、得てして人生というものはゲームのようになかなか上手くいかないのも現実です。
夏は新入社員が辞める時期
岡田は美容師ですが、美容業界でも、4月に入社したアシスタントが一番辞めやすい時期もこの時期だと言われています。
夏休みに入って、他のサロンの美容師と、美容師以外の周りの友達と久しぶりの交流があったりして、周りと今の自分の状況を話し合ったりしてみて、
「自分て美容師向いてないのかな」とか、「今のサロンが自分にあってないのかな」とか、考えたり悩んだりするのがこのアシスタントの夏休みシーズンです。
なぜそんなことが言えるのかって?ええ、自分も周りの美容師友達も、大体そんな経験が過去にあったからですね。。。もう何年も前の話ですけれども。
今で言ったら、サロンでの休憩時間に、大学生の友達が海ではしゃいでるSNSやインスタグラムを見て思う感覚でしょうか。(美容学校は大体2年間で、大学生は4年間なので、美容師は大学生より2年間社会に出るのが早いためこういうことが起こります。)
自分の場合は辞めませんでしたが、4月に同時入社した同期は夏休み明けに辞めた人も多かったです。確かに、アシスタントの約2年間は毎日が時間的にも精神的にも余裕がなくて(もちろん金銭的にも)、大変だった記憶があります。
何が辛くて何から逃げているのか
自分の場合は、栃木の田舎を出て、東京で美容師としての人生をスタートしました。正確には川崎です。見栄を張って東京と言ってます。
アシスタントの時代の岡田は前から話してる通り、決して要領がいいタイプではなく、どちらかといえば不器用で要領の悪い方だったと思いますし、実際にその当時の先輩からは「岡田が一番先に辞めそうだよね」とずっと言われてました。今思えば失礼な話ですよね。フンフン。
でも、岡田はそう言われると「ゼッテー辞めねーし!」と思うタイプの人間なので、それもいい感じのエネルギーになっていたのかと思うと感謝ですね。
専門学校も親に高い授業料を払ってもらい、一人暮らしもさせて貰い、やっと入社させてもらった会社をたった数ヶ月で辞めるなんて、親に顔向けできないというのもありましたし、東京に出た手前の「意地」や「プライド」みたいなものも、二十歳の若造のくせに一丁前にありました。
と、これ以上自分の昔の話をしてもしょうがないですね。続けましょう。
今の時代と自分のアシスタント時代とを比較して話をするのは時代が違うのでどうかと思いますが、今の昔も初めて社会に出た新人が、サロンで数ヶ月働いて思う感覚としては、僕の時代と今もきっとそう違いはないと思います。どうでしょうね。その辺。
そして、今も昔も大して変わらないのが、「今のサロンが辛くて逃げたとしても、どこのサロンに入っても大して変わらない」ということ。
例えばそれは、オカダ的には学校を「転校」したことと同じ。1年生が転校しても1年生のままだし、2年生が転校しても2年生のままなのと変わりません。
今のサロンを辞めてアシスタントから逃げたとしても、次に入るサロンでもアシスタントとして覚える事からは逃げられません。
たとえ逃げても、自分のスキルは上がりませんし、状況は自分が思ってるほどは変わらないかな。
逃げた仕事はまた来る
どんな世界でもそうだと思いますが、自分がその世界で生きていく以上、自分が逃げた仕事というものは、またいつか自分の目の前に現れます。
じゃあ、そんな時にどうしたらいいの?って話です。そこで大事なのは、自分がどんな行動を取れるかってことです。
ゲームで例えれば、、、RPGで今の自分の実力で勝てないボスが現れたとしたら。戦っても勝てないんだから、一旦考えますよね。「どうやったらこのボスに勝てるのか」考えますよね。
「弱い敵を倒しながらレベルアップする」のも一つだし、「お金を貯めて強い装備を揃える」のも一つだと思います。でも、そこで諦めて「何もしない」のだと「何も変わらない」んですよね。
そのゲームの電源を入れないまま時間を置いても、そのゲームの中でのレベルは上がりませんよね。
どんなRPGのゲームでも、最初から「ラスボス」は出てきません。
誰にでも倒せるような「スライム」から始まり、途中に出てくる倒せるか倒せないかギリギリのレベルの「中ボス」的な相手を倒しながら自分のレベルを上げて、仲間を増やして一緒に戦いながら、最後の悪の根源であるはずの「ラスボス」を倒す「ストーリー」があって、それまでの山あり谷ありの道中に人は感動し、涙するわけです。
なので、今の話で言うところの、RPGゲームの中で倒せない敵は、どうやったら倒せるのかを考えるべきで、主人公が成長しない限り倒せないわけで、
今自分の実力で乗り越えられない問題は、たとえ他のサロンに行ったとしても、自分が成長しない限り乗り越えられないと思います。
そうです。とどのつまりはこういうことです。
そう、人生は自分が主人公のRPGである
ドラクエ大好きのオカダとしては、ここは「人生はドラクエである」としたかったところだが、FF派の方もいるでしょうし、そこは控えておきました。が、つまりはそういうこと。
いくら「ルーラ」使って別の街に行っても、自分のレベル変わらないし、いくら最初の街でカジノで一攫千金稼いだって、出てくる敵倒して経験値あげなきゃ自分のレベルは上がらないのと一緒です。(お金あればいい武器買えますけどね)
なので、この世界で生きていく上で今の新入社員がつまづいてる問題って、意外と「スライム」の次に出てくる「ドラキー」とか「バブルスライム」とかくらいの話なのかもしれないっすよね。考え方によっちゃーですけどね!
自分の実力以上の仕事とが来た時は、レベル低い時に「はぐれメタル」や「メタルキング」に遭遇した時だと思えばいいわけですよ。「これ倒したらめっちゃ経験値上がるぜ!よっしゃー!何としてでも倒したる!」って、ゲームだったらなりません?「ゼッテー逃がさねー!!」ってなりますよね?
なので、今の時期に最初につまづく問題なんて長い美容人生の中ではそれくらいなので、たまたま今うまくいかないからって暗い気持ちにならずに「この世の終わり」みたいな顔しないで前向きに考えてさ、地道に一つずつ村の人の話聞いて、ヒント集めて、ストーリー進めていきましょうよ。
じゃなきゃつまんないじゃん。じゃなきゃ一向にクリアーできないよね。
まぁ、ここまでRPGに例えてきてなんだけど、一つ注意しておかなければいけないのは、人生のエンドロールは「ボス倒して全クリした時」じゃなくて「死ぬとき」なんですわ。
自分が超強くなって「俺ツエー!こんな敵ヨユー!」ってなっても出てくる敵も自分と同じくらい強くなるってところだし、死ぬ間際のそこまで強敵がぞろぞろ出てくるので、そもそもが全クリするのが目標じゃなくて、カジノ行って楽しむのもありだし、世界を旅するのもありだし、珍しいモンスター仲間にするのもありだし、ってなってくるよね。
要は楽しんで一つずつクリアーしていくってことが大事なポイントだと思うよ。
そしてこの画像を貼ってブログを閉じようと思います!
人生楽して稼げないんだから、苦しんで辛い思いして稼いで楽しもう!
それじゃー。また。
オカダアキヒロ


最新記事 by 岡田 彰大 (全て見る)
- プロとして家族からお金をいただくことの意味 - 2019年11月18日
- 起業したいって相談に来る人へ - 2019年7月5日
- サロン「iLii(イリー)」が出来て半年が経とうとしています。 - 2019年3月12日
- 100万円が手に入ったらどうするの - 2019年1月7日