こんにちは。スタイリストのオカダです。美容師です。
さて、先日リリースされて日本中が熱狂中の「ポケモンGO」ですが、みなさんやりましたでしょうか?先日の記事でも書きましたが、オカダはもちろんやってます。今日で配信4日目ですね。
配信初日から毎日NEWSでも取り上げられてるほどの人気ぶりで、なにかと「ポケモンGO」を巡る意見は賛否両論様々ですが、オカダとしては接客業としてもですし、流行を扱う美容師として、「一度もやらないよりかはやっといた方がいい」という立場でプレイしています。
やくみつる的には「心の底から侮辱する」という発言が話題になりましたが、やっぱり「やらないで否定する」のは、オカダとしてはあまり自分好みのスタイルでは無いですし、「やってみて合わなかったらやめればいいだけ」ですからね。いうても基本プレイ無料ですし、そこまで拒む理由も無いかなと。
なので、今回も流行を探るために自分のプライベートの休みの時間を使って「ミニリュウの巣」として大人気の「世田谷公園」に行ってきたのでレポートしてみます。やるときはとことんやる男です。
いくぜ「ミニリュウの巣」世田谷公園!待ってろミニリュウ!
どうも「ミニリュウの巣」である世田谷公園の最寄駅は「三元茶屋駅」なのですが、調べたら祐天寺からも歩いて行けるとの情報が。
オカダのサロン「teeta」は武蔵小杉にありますので、サロンを利用の方も一番行きやすいであろう東急東横線の「祐天寺駅」から徒歩でむかいました。
祐天寺駅から世田谷公園まで歩いて約20分弱。行く途中でも武蔵小杉では出会わないポケモンが出てきましたが、まぁそこはスルーしていきます。今回の目的は「ミニリュウ」を捕まえることですから。いち早く向かいます。
到着時は午前11時半。世田谷公園に着くやいなや既に人だかりができていますね。。。。
ポケモンGOのアプリ内で見るとこんな感じですね。これが噂の「ミニリュウの巣」か。。。すごいの一言です
そもそも、なぜ「ミニリュウ」が人気かというと、現時点での最強のポケモンとして人気である「カイリュー」の進化前のポケモンだからですね。
正確に言えば、ミニリュウ→ハクリュウ→カイリューという進化を経て最強へのポケモンマスターの道をたどっていくわけですが、その進化前の「ミニリュウ」が集まりやすい「ミニリュウの巣」として世田谷公園が平日にもかかわらずこんなにも人がたくさんいるわけです。
美容師がシャンプーマン→アシスタント→スタイリストになるのと同じです。ミニリュウなんてのは美容師歴12年のオカダにとってはシャンプー覚えたての新人みたいなもんです。オカダはというとどこにでもいるポッポみたいなやつですけどね!ミニリュウが進化して最強になっていくのですね。ええ、それと同じです。
ポケモンが出やすくなるアイテム「ルアーモジュール」も絶え間なく使われていますね。公園内の全箇所にルアーモジュールが焚かれていますね。
さすが話題のスポットですね。人も集まればアイテム枯渇も免れますし、公園内のみんなが幸せになりますからね。オカダもルアーモジュールとしあわせたまごも使っときました。たくさん捕まえるでしょうからチャンスですからね。
足跡を調べてみると、周りにミニリュウが何匹も。。。実はミニリュウは家の近くで何匹か捕まえてるので初めてではないのですが、これだけ出るのはやはり「ミニリュウの巣」と呼ばれて人気が出るのも頷けますね。
ちなみにこの足跡の数は海外版では「足跡の数でポケモンがどのくらい近くにいるかわかる」そうなのですが、日本では適応されていないみたいです。どんなに近づいてもずっと3つの足跡のままです。仕様なので仕方ない。
とりあえず歩き回って探すことにします。少し歩くとすぐに世田谷公園内でのミニリュウGETしました。しかもCP高い!見た目がかわいいですね。カワイイので探してて楽しいかもしれません。
途中、雨も降ってきました。ですが、傘を差しながらも「レアポケモン」を探す光景。これが「心の底から侮辱する」と「やくみつられる」姿なのかと。。まぁ、オカダもその中の一人なんですけどね。それにしても人がすごい。
状況的にはかなり悪天候ですが、今日来てしまったからにはここで今日の目標をおさらいしておきましょう。
カイリューに進化するまでに必要なミニリュウの数は!?
とりあえず、今日の目標を確認します。毎日美容師が朝礼するのと一緒です。
計算してみたら、ミニリュウ1匹捕まえると手に入る「ミニリュウのアメ」が3つ。博士に送るともらえるアメが1つ。なので、1匹捕まえるあたり手に入る「ミニリュウのアメ」は4つということです。
そして、ミニリュウをハクリューにするのに25個アメが必要で、さらにハクリューをカイリューにするのに必要なアメの数は100個。合計125個の「ミニリュウのアメ」が必要です。果てしなくて始める前からめまいがしてきました。
以上の最新のオカダ式方程式により「カイリュー」にするまでに必要な「ミニリュウ」の数は最低でも32匹。そして、進化後のMAXまでの強化分を含めると今回は少なくとも35匹は必要でしょうか。まぁ、最初に何匹か捕まえているので余裕でしょう。とりあえずやってみましょう。
「あと○○匹も捕まえなきゃいけない」と思うか、「あと○○匹さえ捕まえればいいのか」と思うかで世界が変わります。物事は人間の捉え方次第でどうとでもなります。
が、
まぁ最初は調子が良かったのですが、半分を折り返した段階でここに来て、「ミニリュウの巣」であるはずの世田谷公園は、ミニリュウがまったく出ずにドードーばかり出現する「ドードーの巣」となってしまいました。
そしてさらにモバイルバッテリーを10分100円で貸し出す人も出てきました。
途中、警察が来て禁止されてましたが、「人の集まるところに需要が集まる」というのは本当ですね。公園内じゃなければいい商売になったんじゃないでしょうか。こういう発想の出来る人はやり方さえ上手くはまればきっと商売上手く行くんでしょうね。
そしてオカダも、これまでに何匹ドードーを見つけたでしょうか。最初はドードーも残らず捕まえていたのですが、気付いたら「モンスターボール」も枯渇してくる事態に。ミニリュウを見つけても投げるボールがなければ捕まえることはできません。
なので、それからはドードーをみつけても完全にスルーです。自分のテクニックが無いからオカダはボール一発で捕まえることは困難なので、無駄打ちしない戦法に切り替えます。
これはドードーを嫌いになるレベルを通り越して返って愛おしくなるレベルです。一生分のドードーをみつけた気がします。
たまにはこんなレアなポケモンも登場するので、そのときには迷わずにハイパーボールをぶん投げます。モンスターボールもハイパーボールも、コントロールが悪い事には変わりませんでした。
そして軽く5時間が経過使用とした頃でしょうか・・・
ちょっと暗くなってきてもどんどん増えてくる人だかり。傘がぶつかり合って道を歩くのがやっとです。おそらく会社帰りのサラリーマンでしょうか。途中、以前の会社の後輩に出会ったり、ポケモンGOでレアな出会いもしましたし、外を歩くのもいいもんです。オカダと同じ美容師の方もたくさんいましたね。今日は火曜日ですからね。
そんなこんなで粘りに粘って、地道に世田谷公園でミニリュウを35体集めることに成功しました。いやぁー辛かった。足がドードーみたいに棒になりました。
ミニリュウ35匹捕まえるのにかかった時間と効率良く見つけるコツ。
今回、流行に乗ったとはいえ、途中で後悔してる自分がいましたね。なんでこんなことを思いついたのか、流行とはいえ、なぜ自分はこんなことをしているのか、わからなくなりそうでしたね。
今回ミニリュウ35体捕まえるのに費やした時間はおよそ6時間~6時間半。途中何度も心が折れそうになりましたが、なんとか明日いらっしゃるお客様の子供にカイリューを見せてあげるために頑張りました。
そして、世田谷パーク内にいた猛者から仕入れた情報により、途中からミニリュウ捕獲率が格段に上がりました。それを知るまでにはパーク内をひたすら歩いて探していましたが、それが知れてからは「狙ってミニリュウだけを捕まえに行く」ということが可能になりました。
「ポケビジョン」というポケモンマスター御用達サイト
「近くにいるポケモン」で一覧でこれだけミニリュウが出るんですけど、どうも歩いても出てこなかったんですよ。
んで、もう今日は「無理ゲー」だなとあきらめかけてたんですけど、「ポケビジョン」ていうサイトがあるんですってね。それまで知らなかったんですけど。
どうもこの「ポケビジョン」ていうサイトは、「どのポケモンがどこにどれくらいいるか」というのを教えてくれるんですよ。
なので、オカダみたいに公園中を歩き回ることをせずに「欲しいポケモンを目掛けて捕まえにいくことが出来る」んですって。知ってました?知らなかったオカダはずいぶん助けられました。足取りが軽くなりましたもんね。
なので、今回の世田谷公園の「ミニリュウ」狙いだったりとか、新宿御苑の「ピカチュー」狙いだったりとか、狙ったポケモンだけを狙いにいけるし、出没情報がすぐに手に入るのでこれは便利なサイトだなと思いました。
まぁ、その分ゲームの楽しみというか、「自分の足で探す楽しみ」とか「突然ポケモンに遭遇したときのサプライズ感」というのはだいぶ減ってしまうとは思うので、あまりお勧めはしませんけれども。。。
時間が迫ってるとか、どうしても手に入れたいポケモンが居る!とかいう人はアリじゃないでしょうか。現にオカダも最後の5匹くらいはポケビジョンにお世話になりましたし。
ミニリュウ→ハクリュー→カイリューに進化。
さて、ミニリュウハントも終わり、ここまで来たら進化させていきましょう。ここまで貯まった「ミニリュウのアメ」は132個。がんばりました。あとはどのミニリュウを進化素材にするかですが、
今日捕まえた中で一番将来性のありそうなこの子に決めました。(CP450もいましたが一番伸びしろがありそうなこの子にしました。)サイズはXSですね。「サイズがXLがいい」とかいう情報もありますが、細かいことは気にしません。
進化!!!!!!
おお!!!ハクリューになりました!(当たり前ですね)サイズはXSですが、なかなかCPもあがりましたね。倍近く跳ね上がりました。たぶん右のグラフのところは変わってないはず。
んで、もう一回進化して、ついにカイリューにします!
進化!!!!!!
おお!!!!!!ついにカイリューが出来上がりました!しかもサイズがXSじゃなくなってる・・・このままでは弱いので強化していきます。(ここで何匹か追加で捕まえる必要がありました。。。)
最終進化でこのくらい。2000越えたのでまずまずではないでしょうか。オカダの6時間の結晶がこの画面の中にありますね。しみじみ。
苦労して作ったカイリューで初のジム戦
あとは実戦!やってみましょう!
帰りがけ家の近くでジム戦もやっておきました!まだカイリューは少ないらしく、余裕でした。圧倒的でした。
そして、今日一日の思い出として、名前も変えておきました。世田谷公園の皆さんからも愛されるような名前にしておきました。
とりあえず達成感!!!そして焦燥感。
とりあえず、今日一日歩き回って「ポケモンgo」をどっぷりつかってやってみました。
そして、ゲームの中でのLVもこれだけあがって強くなりました。
まぁ、ここまで来たらもう達成感を味わってしまったあとは、もう焦燥感が残ってしまいました。
ひとまずは、ここで「ポケモンGO」もひと段落して、実際のこのブログ「okada style」のほうのLV上げをしていこうかと思います。
美容師のサイトでしたが、ここ数日はあまり美容の情報を書いていなかったので、これからはもっと美容に向き合っていこうと。(当たり前ですね。)
あと、今日丸々一日張り付いてやってみて、個人的な意見としては、「ポケモンGO」に関してはすごく良く出来たゲームだなというイメージを持ちました。
「歩きスマホ」とか、「大人がゲームなんかして」という批判的な意見も中にはありますが、おそらく開発側の「ポケモンGO」を作った思いとかを知れば知るほど、従来の置き型TVゲームとは違うそもそものゲーム作りのコンセプトが画期的だし、「新しいゲームの形」として僕は今後も期待したいと思います。たぶん、本当に世界が一変するんじゃないかと期待しています。
おそらく問題になってることの根本的な問題なのは、「扱う側のリテラシーレベル」や、そもそもの扱う側のゲームに対しての「扱い方」の問題なんじゃないかと思いました。
本当の問題なのは扱う人のリテラシーや扱い方なんだよね
例えば同じ「ハサミ」でも、僕たち「美容師」が使えば人を美しくすることが出来ますが、犯罪者が使えば一変して人を傷つける「凶器」になってしまいます。
じゃあ「ハサミ」自体が悪いものですか?じゃあ「ハサミ」を全国から無くしましょうか?そうすれば犯罪は少なくなりますか?・・・いいえ、そんなことはありませんよね。
「ハサミ」自体には良し悪しも、善悪の観念もなく、ただの「道具・ツール」であって、それに意味を持たせるのは扱う人の「扱い方」や「リテラシー」といったもの。
たまたまオカダが美容師なので「はさみ」で例えましたが、イメージで言うと「ポケモンGO」もそんな感じじゃないでしょうか。だいぶ違う気もしますがポケモンボールだけに丸く治めてください。
傍から見ればね、確かに大人が夜遅くまで公園で歩き回ってゲームしている光景は異常かもしれません。
けれど、そういう側面ばかりが毎日ニュースなどでは取り沙汰されていますが、例えば良い面でいうと夫婦や親子で一緒に外で散歩しながらポケモンを見つけることで、「コミュニケーション不足の解消」に一役かっていたり、
引きこもりがちで運動不足や不健康ぎみだった人が「たまごを孵化させるためにたくさん歩く」事で外をウォーキングして性格も明るくなったりとか
そもそもが今まで知らなかった街の小さなアートに目をむけるきっかけになったりとか、それを気にもっと自分の住んでいる街を良く知り好きになったり、地元愛につながったりとか、もっと他の街に行ってみたくなったりだとか、自分の知らないことをもっと知りたくなったりだとか・・・
「興味が湧くこと」や「ワクワクすること」が人生を豊かにするひとつの原動力になり、それがただ「ポケモンGO」、という「スマホゲーム」だっただけの話ですよね。ひとつのきっかけを作ったんですよ。
「外出するのにポケモンやりながらだとなんだから」といって引き取り手がいなくて殺処分されるはずだった保健所の犬がポケモンGOのおかげで0になったとか、社会貢献レベルで見たら結構な貢献具合だと思うんですけどね。。。
批判だけする人って、じゃあなぜ、日本だけではなくこんなに世界中の人たちに受け入れられて、世代を問わずに楽しんでるのかを、知ろうとしてない気がします。気に入らないからなのか、受け入れられないからなのか、もしくは炎上させるための過激発言なのか一体なんなんでしょうか。aboutみつるはなんだったんでしょう。
心の底から侮辱されるのは一向にかまいませんが、ひとつの価値観でしか物事を考えられないのは僕は損だなーと思います。水道橋博士も言ってました。これはその受け売りです。
なにも、社会に対して疑問をもつのは悪い事だとは思いませんが、問題提起をするだけでは不満を述べるだけでは、(マイノリティでいるのは構いませんが)自分が何も動かなければ何も変わらないと思うんですよね。
そういった思考がどんどん新しい時代の流れから自分自身を切り離してしまったり、何か新しいムーブメントや物事に対して自分自身が懐疑的になって受け入れられなくなってしまわないのかなー。
facebookが世に出たときは「実名顔出しが基本」なんて流行るわけないと言われました。
twitterが出たときは「140文字以内なんて何書けばいいの、無理~」ていわれましたよね。インスタグラムも「写真で~~」と、似た様な感じですよね。
では今はどうでしょう。言うまでもないですよね。コミュニケーションのあり方が時代によって変わってきてるってことですかね。
そのうちおばあちゃんたちの楽しみのひとつ「ゲートボール」がいつのまにか「モンスターボール」に変わっているかもしれませんしね。こればっかりは何がおきるかわかりませんし。
公園に居たモバイルバッテリー10分100円のお兄さんじゃないですけど、大人も僕は新しい流れにはいち早く乗ったもん勝ちだと思いますよ。新しい海はまだ誰も泳いでいないブルーオーシャン。家の周りにコイキングしかいなくても100匹集まればギャラドスになるんですよ。
まぁそういったところも踏まえつつ、ポケモンGOも、もっといろんな楽しみ方で寛容にみんな楽しめればいいんじゃないですかね。楽しんだもん勝ちだと思いますよ。もちろん節度にやり過ぎない程度にね。
後半は夜中なのでポエってしまい、長くなってしまいましたが、そんなところで。
それでは。ちゃお!
オカダ アキヒロ


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