こんばんは。スタイリストの岡田です。
さて、世間は今日から3連休ですね。7月は海の日があります。岡田はまだ今年海に行ってません。夏は楽しい思い出がたくさん作れます。なのでちょっとオカダも夏の思い出を振り返ってみます。
夏の思い出・・・
オカダの出身は栃木県で、島国「日本」に数少ない「海の無い都道府県」でして、子供の頃から「夏に海で遊んだ」といった記憶ががあまりありません。なので、学生時代には「海での青春」といったものもありません。
なので大人になったいまでもそういったものにあこがれます。波打ち際でぱちゃぱちゃして、なんならいちゃいちゃしたいです。そうです、夏をこじらせてます。
しいていうなら学生時代は夏は「川遊び」をしてました。中学生のときに夏休みに友だちとBBQを企画しました。ーしかし、その日は台風直撃でした。
僕が企画した計画だったのですが、育ちのいい子は親に「こんな中BBQなんて行くのはバカだ」と行くのを止められ、集まったメンバーは当初の予定の半数以下のバカな中学生でした。
僕はというと、言いだしっぺの為、自分から中止するとも言いにくく、そんな中でも集まってくれたアホな僕達は(敬意を込めて)、そんななかでも川へ遊びに行って、濁流のなかの川遊びで死に掛けた記憶があります。
ひばりさん、川の流れは僕にとってはとても早かったです。
もう少しで雑誌やニュースにのるところでした。
灼熱のインド。摂氏40度の砂漠。
夏の思い出として強烈に思い出に残っているのは、3年前にバックパッカーとして単身で「インド横断」に臨んだ夏の思い出。
インドの砂漠で陽気なアメリカ人と、らくだと野宿した夏。
らくだの背中は意外と硬く、「お尻が痛い」というよりは、「うちももが痛い」かったです。
フタコブラクダの真ん中は、歩くたびに前にずり落ちるような感覚で、こぶは硬かったです。あんなに硬かったら絶対水なんか入っていないだろうなーと思いました。でもなんとも不細工で愛らしくて可愛い顔で憎めませんした。
日本語でいうと「ぶさカワイイ」でしょうか。そして、ラクダ遣いの人にラクダを褒めていたら「そんなに好きなら5000ルピーで買わないか?」と交渉を持ちかけられました。
そのときは「1ルピー=約2円」だったので、約1万円でした。ラクダって意外と安いなーと思い、当時ペットが欲しいと思っていた岡田にとっては異国の地でまたとない話でしたが、東京ではラクダを育てるのは大変です。
そもそもラクダをどうやって日本につれて帰ろうかと考えました。果たしてラクダは飛行機に乗れるのでしょうか?エコノミー症候群になってしまったらこの子がかわいそうです。
いろいろとそんなことも考慮してみると、とても「ラクダを飼うのはラクダ」とはいえません。この懇親のジャパニーズギャグはインド人にもアメリカ人にも通じませんでした。そもそも日本語は通じませんでした。
砂漠で野宿した夜の満点の星空はとてもきれいでしたし、遊牧民の奏でる音楽の音色や歌がどこからか聞こえてきて、なんともアラビアンナイトでした。あと1時間も歩けばパキスタンだそうでしたが、とても静かでなんとも不思議な夜でした。
が、狂犬病のワクチン注射を打ってなかったオカダは、犬にビビッて熟睡は出来ませんでした。
朝はラクダとインド人は早起きで、「早く起きろジャパニーズ」といわれました。
朝起きたら体の右半分が砂に埋まってました。砂漠は風が強く、砂の布団でした。重かったです。
朝ごはんは例によってカレーでした。シャパシャパなカレーと、ぬるいコーヒーでした。
この旅でむこう一年分のカレーは食べた気がします。朝からほぼ毎日カレーで、イチローのように決まったルーティーンでした。
ちなみにナンは向こうでは高級で、レストランとかでしか食べません。一般的にカレーと一緒に食べるのは「チャパティ」と呼ばれるナンの劣化版と、パサパサした米です。単品だと口の中の水分もっていかれて口が砂漠になるので、インドカレーはシャパシャパしたものが定番で、これがまたあうんですね。まぁ、どうでもいいですけどね。
と、まぁ最初のほうは楽しかったインド横断も、ガンジス川で沐浴してから後半は猛烈な暑さと下痢と熱中症とで、ろくに宿から出られず、その年の夏も死ぬかと思いました。よく長澤まさみじゃあそこでバタフライしたものだと、長澤まさみのファンになりました。詳しく知りたいかたは「ガンジス川でバタフライ」というDVDを見てください。
インドでは、ヒンドゥ教徒は遺灰をガンジス川に流して終わることが最後の願いだといわれているようで、その儀式をオカダも見ていました。公開火葬でした。それが向こうでは普通でした。
「ガンジス川で沐浴するとこれまでの罪を清められる」といわれているらしく、例に漏れずオカダも洗礼をうけたものです。仕組みがよく分からず、「free!No money!」と言われるがままに額にもしるしをつけられて、お金を取られました。インドではこれがよくあります。文化の違いでしょう。
そういえば、僕のおなかが更に弱くなったのはこの旅からでしょう。たぶん、今でもガンジスの洗礼をうけた後遺症が残っているのかもしれません。日本には居ない菌をおなかに飼ってるんだと思います。
なので、後半の楽しい旅の記憶がありません。外は40度の灼熱、冷房が効いてるところはこれでもかというほどにガンガンに冷えている、僕の逃げ場がありません。日本はいい国だなぁーと、弱冷房車のありがたさを思い知りました。なので僕は弱冷房車を責めません。
みなさん、こんなにインドは楽しいところですよ!
いずれにせよ、オカダの夏はなにかしら命の危険が伴っているようです。
夏は楽しく死なないように。
みなさん、本来、夏は楽しいものです。オカダのように無茶をせず、羽目をはずして死なないようにしてください。
用法、用量を守って、正しくお使い下さい。
それでは。楽しい夏を!チャオ!
オカダ アキヒロ


最新記事 by 岡田 彰大 (全て見る)
- プロとして家族からお金をいただくことの意味 - 2019年11月18日
- 起業したいって相談に来る人へ - 2019年7月5日
- サロン「iLii(イリー)」が出来て半年が経とうとしています。 - 2019年3月12日
- 100万円が手に入ったらどうするの - 2019年1月7日