こんにちは。スタイリストのオカダです。
先日公開されたダイソンのヘアドライヤー(スーパーソニック)ですが、美容業界でも話題騒然ですね。同じくプレミアム価格帯のドライヤーとして昨年話題になって、オカダのブログでも読まれ続けている「奇跡のドライヤー」ヘアビューザーとよく比較されています。
そもそも、ダイソンもリュミエリーナも、同じヘアドライヤーですが機能が全然違うので、比べて比較するのもどうかとも思っていましたが、
美容業界以外の方々もこの件に関しては興味深々なようでして、「美容家電」としてその比較の記事というのであまりにも雑な扱いを受けている印象が強かったので、現役美容師として「これは専門分野のオカダが一肌脱がないと!」と、勝手な使命感を持って書いていきたいと思います。
ですが、両者のどっちが良くてどちらが悪いという視点で記事を書いていくのはあまり好きではないので、ダイソンのドライヤー(スーパーソニック)と、リュミエリーナのヘアビューザーの「お互いの良いところを伝える」という風に書いていきたいと思います。
そして、最終的には「どんな人に合っているか」というところで、あとは読む方次第という風に落ち着いたらいいなと思います。それでは、以降長くなると思いますが、参考下さい。
まずはダイソンのドライヤー(スーパーソニック)から
まずはダイソンのドライヤーの「スーパーソニック」から紹介します。
「スーパーソニック」という名称なのですが、「ダイソンのドライヤー」という方がわかりやすいでしょうか。ダイソンの知名度の高さから、「ダイソンのドライヤー」という感じになってしまいますが、以降ここでは「スーパーソニック」と統一することとします。
以前ダイソンのドライヤーの記事を書きましたので、こちらでは簡潔にまとめていきます。詳しく知りたい方はこの記事をご参考ください。 あのダイソンがヘアドライヤー出すって本気かよ。
ダイソン・スーパーソニックの良い点
・風量(風圧)が強い
パワフルな風で、一気に髪を乾かします。風が強いだけではなく、風圧もしっかりあるので、内側までも風が行き届きやすく、コンパクトなのに根元からしっかりと乾かすことが可能です。
・サイズがコンパクト(持ち運びに便利なサイズ)
従来のドライヤーのサイズの約半分ともいえるサイズ感。ドライヤーを置く場所や持ち運びに困ることもありがちですが、その辺はこのスーパーソニックなら不満も減りそうですね。とにかくコンパクト。
・デザインがかっちょいい
従来のドライヤーとはまったく違うデザイン。ダイソン独自のデザインで羽根のない扇風機のドライヤー版と言える形状です。他人に自慢できそうですね。
ダイソン・スーパーソニックの機能面
・マイナスイオン搭載
髪の乾燥や肌への負担をマイナスイオンでしっとりとまとまりのある髪へ。マイナスイオンに関しては疑似科学ともされている部分があるため、賛否両論あるのでこれ以上は触れません。
・髪の毛が風向口に吸い込まれない
モーターが持ち手部分に内蔵されている特殊な形状をしているため、空気の吸い込み口が下にあります。なので、髪の毛を吸い込む心配もなく、お掃除やドライヤーのお手入れもより簡単に手軽なものになっています。
・熱が高くなりすぎない(インテリジェント・ヒートコントロール)
毎秒20回測定するこのインテリジェントコントロールで、熱が熱くなりすぎることを防ぎます。熱による髪や肌への負担を防ぐ機能はありがたいですね。
・3種のアタッチメントにより仕上がりをコントロールしやすい
マグネット式のアタッチメントが3種類。ウェーブヘア用やブロー用のアタッチメントもあり、付け替えることで様々なヘアスタイルに対応することが可能となっています。
特にウェーブヘア用の「ディフューザー」のアタッチメントに関しては、風を分散して乾かすことができるので、自分でのウェーブの再現性が格段に上がる気配がします。
こんな人はダイソン・スーパーソニックがオススメ(オカダ的主観)
・とにかく早く髪を乾かしたい人。
スーパーソニックは風量・風圧が半端じゃない。髪の長い方や多い方の時短に最適です。
・インテリアやデザインにもこだわりたい人。
一見ドライヤーに見えない先鋭されたデザインは、お部屋に置いても映えそうです。
・ジムによく行くor出張が多い人
小型でコンパクトなサイズで、持ち運びには便利。今までの半分のスペースで済みそうですね。
もっとスーパーソニックについて詳しく知りたい方は下記のオンラインストアをどうぞ。
続いてリュミエリーナのヘアビューザーを紹介
続いては昨年の大ヒット商品「ヘアビューザー」に関して。
これに関してはオカダも散々ブログを書いているので、ここではポイントをまとめて書くとして、詳細は以前のブログを見ていただいた方がいいかもしれません。詳しくはこの辺の記事を参考にしてみてください。
現役美容師が奇跡のドライヤー「ヘアビューザー」を2週間使ってみた
美容界の常識を変えた!?使うたびにキレイになる話題の「奇跡のドライヤー」使ってみた
あとは頭皮への影響として補足として追記で書いたこの辺りもどうぞ。
美容師が語るヘアビューザーで本当にハゲが治るのか!?(メンズ向け)
ヘアビューザーの良い点
・髪が傷まない
ドライヤーによる髪へのダメージというものを、堂々と「髪が傷まない」とうたっている商品はいまのところ(2016年5月現在)これだけではないでしょうか。ヘアビューザーが「奇跡のドライヤー」と呼ばれる所以でもあるキーワードです。
・美顔器としても効果がある
髪の毛以外にも効果があるというのは女性にとっては嬉しい機能です。髪を乾かすついでに美顔器としても使用することができるので、まさに一石二鳥。美顔効果としては、メインでの使用というよりもサブでの効果として考えた方が吉。(今回はあくまでドライヤーとしての紹介ですので)
・乾燥しにくい
「ドライヤー=乾燥」という概念はヘアビューザーにはありません。なので、ドライヤーをかけない理由が見当たらなくなります。詳しくは以前の記事を参考に。
ヘアビューザーの機能面での特徴
・バイオプログラミング(特殊セラミック技術)
これがリュミエリーナの最大の特徴でもあるのかなと。詳しいことはリュミエリーナのHPを参考にしていただくとして、この最新テクノロジーが搭載された特殊セラミックでは、不可能を可能にしたまさに「奇跡」のテクノロジー。
補足としてこれが搭載されたカールアイロンやストレートアイロンは同様に、髪を傷ませないアイロンとして人気を博しています。ストレートアイロンに関してはこの辺を見たら良さがなんとなくでもわかります。
・髪にも頭皮の乾燥にも良い
乾燥というものは美容の大敵です。頭皮は髪の毛の育てる土壌のようなもの。しっかりケアをすれば女性を悩ませる白髪に対しても、男性の薄毛に対しても効果を発揮します。
頭皮も髪も乾燥させないということは、老化を遅らせることに直接的につながります。
こんな人にはヘアビューザーがオススメ(オカダ的主観)
・とにかく髪を傷めたくない人。
髪を傷ませたくないならば「髪が傷まないドライヤー」を使うべき
・乾燥が気になる人。
髪がパサパサしやすいor広がりやすい方は効果を実感しやすいです。
・お肌が敏感or乾燥肌の人。
ドライヤーをかけることによってお肌もピリピリしてしまうような敏感肌の方には特に違いが実感してもらえると思います。
・顔や頭皮のケアもしたい人。
美顔器としても使えるので、頭皮ケアにももってこい。性別・年代問わず使えます。
まとめ
以上、美容のプロという目線で簡潔にまとめてみたつもりです。
記事に関しては賛否があるかと思いますが、私としてはどちらも「最新プレミアムドライヤー」として甲乙つけがたく、最新技術や各社の思いが詰まったものだと思いますので、あくまでどちらを選ぶのかはあなた次第。ということで。
もちろん、他にも良い商品はたくさんあると思いますし、自分自身で吟味して選ぶ楽しさというのもあると思うので、ここでは敢えてどちらがいいというのは書きませんでした。
ウェブでたくさんの情報がある中でここにたどり着いてここまで読んでくれた方へ、オカダの美容師としての見解が、少しでも参考になればと思います。
試してみたいという方はお近くのサロンかオカダのline@(クリックするとline@の使い方の記事に飛びます)までご連絡ください。
ネット販売もしているみたいですが、やはり高額商品の為、正規店での購入がオススメです。
ヘアビューザーは契約商品なので、安売りしてるところは、保証書が付いてない等のトラブルのご相談もオカダのところに来ていますが、もちろんオカダはどうすることも出来ませんので。自己責任でお願いします。
ヘアビューザー2
24300円(税込)(税抜き22500円)
ヘアビューザー2Dplus(プロ用)
35640円(税込)(税抜き33000円)
ですって!
それでは。
オカダ アキヒロ


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