こんにちは。スタイリストの岡田です。
この、いち美容師岡田の個人ブログである「okada style」にて、ここ最近人気記事を独占して読まれ続けているのが「ヘアビューロン」や「ヘアビューザー」関連です。
髪が傷まない奇跡のドライヤー「ヘアビューザー」
髪が傷まないカールヘアアイロン「ヘアビューロン」
髪が傷まないストレートアイロン「ヘアビューロンストレート」
革新的な技術であるバイオプログラミングが施されてるのが現在3種類ですが(プロ用ヘアビューザー2d+もありますがドライヤーとして同じなのでここでは省きます)
なぜここまで岡田がこの「バイオプログラミング」に惚れて、お客様や同業美容師にもおすすめしているのかを書きとめておこうかと思います。最初に言っておきますけど、ステマとかじゃないですからね!笑
PV数としてはこの記事(現役美容師がヘアビューロン「ストレート」使ってみた。)が「ヘアビューロン ストレート」でgoogle検索順位2位と、個人ブログの記事としては凄まじいアクセスをたたき出していますが、
普段このブログを見てくれている方は分かると思いますが、アクセスを狙いに行っているわけではなく、美容師の岡田が本気で惚れています。
女性にとって髪は「命」なら美容師は「命」を預かる仕事
「美容師という仕事は何か」ときかれたら、
「女性を美しくする仕事」(もちろん男性も同じです)と私は答えます。
主にサロンワーク(美容院で行う仕事)では
髪を切る、染める、パーマをかける、へアセットをする、メイクなどが美容師の仕事。(最近はまつエクとかもありますね)
「美しさ」といわれても、ひとそれぞれ感じ方は違いますが、髪の毛がきれいな女性は美しいと感じる方は多いのではないでしょうか。後ろ姿がきれいな女性って、見とれちゃいますし、大体髪がキレイな方が多いですよね。
ヘアスタイルに関しては大幅なスタイルチェンジやメンテナンスの方も様々ですが、自分にとってよりよい「美」を求めてヘアサロンに足を運んでいただいてるのだと思うんです。
ただ、美容師としてサロンでは出来る限りのケアは出来ても、その場で出来る髪のケアというものはどうしても限界があるわけで。
なぜなら、サロンで美しくなったお客様の髪はその後、常に紫外線や乾燥やドライヤーの熱などによる外からのダメージの危険にさらされていて、今ではシャワーの水だけでも(水道管に含まれている金属イオンによって)髪が傷む原因とわかっているんです。
サロンでの施術でも、今までダメージの原因と言われているカラーやパーマの薬剤はどんどん髪の負担にならないものが出てきていて、出来る限りサロンでの施術で髪に負担をかけたくないために私はそれを使用するようにしていますし、
最近ではメーカー側からも傷まないカラー剤(新カラー『「光」カラー』でヘアカラーの歴史が変わる!?)が出ていて、私はサロンカラーをする上でそのカラー剤をおすすめしているのも「髪を傷ませたくない」というのが理由です。傷まないに越したことはないですから。
しかし、紫外線や乾燥、そしてスタイリングにおけるアイロンの熱による髪の負担など、まだまだ日常的なダメージケアというものはお客様任せになってしまっていることが、お客様がサロン帰りの髪をキープできない悩みなのではないかと感じるわけです。
美しいヘアスタイルの土台は髪の毛本来の美しさ(素材美)
業界は変わって、料理の世界でも同じことが言えるかもしれませんが、プロの料理人は素材選びに一番気を使うといいます。同じ作り方をしても素材によって全然味が違うと感じてしまいますよね。
旬の食材を食べれば美味しいし、旬の外れた食材をオススメする料理人はあまりいないでしょうけど、プロになればなるほど素材にこだわる世界。
プロの料理人がお客様に出す食事の素材にこだわりをもち、その時に旬な素材を選ぶように、髪のプロである美容師は「髪の毛の素材」や「素材の旬」にこだわりがあると私は思います。
確かに「お客様の髪の毛」は「お客様のもの」であって、担当する美容師のものではないかもしれません。しかし、自分がそのお客様の担当し、大切な髪の毛を預かっている以上、そこには美容師としての責任があります。
自分が担当したお客様の髪の毛が傷んでしまえば、同じように担当させてもらった美容師の私は悲しいし、
自分が担当したお客様の髪の毛がキレイでいてもらえたなら、同じように担当させて貰った美容師の私も嬉しいです。
パートナーとして、いつも髪が美しくあって欲しい。それがゆえに美容師の仕事に終わりはありません。
美容師にとって髪の毛は大事なお客様のヘアスタイルを形成する「素材」です。やりたいスタイルがあったとしても、素材である髪の毛が負担がかかってしまっていれば、出来るデザインも限られてしまうのも悲しいですがよくある話です。(してあげたくても出来ないのは本当に悲しいです)
料理人とは違うのは美容師は来て頂いたお客様の髪の素材を選ぶことが出来ないところでしょうか。(実際、ダメージ具合によってやりたかったパーマやカラーをなくなく見送らなければならないこともあります。)
でも、美容師はお客様と一緒にステキな髪という素材を作り上げることが出来ます。
ヘアビューロンやヘアビューザーみたいなアイテムがどんどん出てきたら、今までのそういった「やりたくても出来ない」というジレンマからお客様も美容師もそろそろ解放されるんじゃないかと思って私は期待せずには居られないんですよね。
「マイナスから0へ」ではなく「0からプラスへ」
大げさではなく、ヘアビューロンを始めとするお客様自身で今まで出来なかった「自分の髪を傷ませない日常的なケア」が広まれば美容のイノベーションが起こると思っていて、今後女性はそういった「髪のダメージケアのいたちごっこ」から解放されるべきだと思います。
もしそうなれば、美容師である自分がサロンで行う「サロントリートメント」の仕事は少なくなるかもしれません。
サロンに来て頂いているトリートメントのみのお客様も減ってしまうかも知れませんが、お客様の髪の毛が、トリートメントが必要ないレベルまで髪がキレイだったら、最高じゃないですか。
担当している美容師というより、パートナーしてこんなに嬉しいことありませんよね。
更に言うと、美容師の仕事も変わっていくと思うんですよ。
・・美容師「今回はちょっとやめといたほうが・・・」とか、
・・美容師「結構負担がかかっちゃっているみたいなので、これはちょっと・・・」とか
っていうやりとりを、美容師もいいたくないし、お客様も言われたらムッとしちゃいますよね。(お互いに直接は言わないですけどね)
マイナスの状態から0に戻すのではなく、0から1のプラスの方向にもっと一緒に美容を楽しめた方が良いに決まってます。私もお客様がやりたいヘアスタイル、もっと作りたいなって思ってます。
ハイライトやグラデーションカラーみたいな従来では「ハイダメージ」とされるカラーリングも、「ブリーチサプリ」みたいなアイテムもどんどん出てきているので、そういった「ケア文化」が進んでいけば、これからはもっとそういった「ヘアデザイン」を楽しめるようになると思うんですよね。
私としては美容師とお客様は「ヘアスタイルを通したお客様のライフスタイルパートナー」だと(勝手に)思ってますし、お客様にとって「ダメージケアの為にヘアサロンにいく」っていうところから先へ、「ヘアサロンは美容を楽しむところ」というこれからをつくっていけるんじゃないかと。
ヘアスタイルを通して、よりよいライフスタイルを一緒に創っていける美容師として、お客様を悩ませるダメージケアから解放されて次のレベルへというのが今の私の本心です。
その為にヘアビューロンが現時点で非常に役に立つと感じています。それが私がヘアビューロンをオススメする本当の理由です。なにもヘアビューロンでなくとも、何か違うものがあればそれでいいと思うんですけど、現時点では最強のアイテムだと思うので。
と、長くなりましたが、これからもこういった革新的なアイテムが出てくることを期待しています。
それでは。
岡田 彰大


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