こんにちは。スタイリストの岡田です。
今年も残すところあと325日ですが、岡田は全力で生きています。
今年の初ブログでも書きましたが(内容はこちら→人の思いの上に)岡田は今年一年また1日1日を噛み締めて大事に過ごしていきたいと思っています。
ちょっと以前の会社の後輩に「美容師の転職」に関して相談されたことがあるので思ったことを書いていこうと思います。
今回はまとまりのない文章です。そしてまとまっていないので途中で記事自体を消すかもしれませんが今思っていることを備忘録程度に書き残しておきます。
後悔をしないことを決める
1年前の今頃、岡田は10年間所属したサロンを辞め、フリーランスとして働き始めた月でした。
不安と期待とが入り混じった感情。何かを新しく始める時には必ずといっていい程ついてくるものですが。
当初予定していたスタートが思うように切れずに、悩み悩んで選んだ道でした。
でも、一旦スタートを切ってしまえばあとは流れに乗るだけですが、そのスタートを切るまでが一番パワーがいる作業ですね。構築して流れに乗せるまでが一番労力がいります。
結果を先に見てしまえば、1年間、終わってみていい年の過ごし方をした気がします。新たに何かを始めたということは、自分が何かを変えようと選んだ結果。環境が変われば周りも自分も自然と変わっていくんです。
そんな岡田ですが、「今思えば・・・」と思うことはいくらだってあります。
でも「あの時こうしていれば」という後悔はありません。環境が変わることによって「後悔をしないこと」が自分の中で決まったのは一つの成長だったんじゃないかと。
「自分の身は自分で守らなければならない」ですからね。
「お客様が入らなくても給料がもらえる」ことなんてなくて、「お客様が0人」であれば当然「給料も0」な訳で、
「頑張れば頑張るだけ自分に返ってくる」なんていいますが、言い換えれば「頑張らなければ何もない」いや、そんな曖昧なことではなく「頑張っても結果が出なければ何もない」ということです。
しっかりとその辺の厳しさというか、当たり前のことなんですが、「結果が全て」であることを痛感し、「自分の仕事」に対して「お金をいただくことの重み」を実感した日々がありました。「プロフェッショナル」としての仕事を再確認した日々でもあります。
何も、フリーランスを勧めているわけではありませんし、自分自身が食べていけるくらいの実績がなければどこかのサロンに所属するのが無難だと思います。
岡田も現在は「理想のサロン作り」を学び、「いちからサロンを発展させる」ために、今のサロンに所属すると言う立場になりましたが、フリーランスの時期は「美容師としての自分自身」と向き合ういいきっかけになりましたね。
僕は去年フリーランスを経験できたことはとても自分の美容師としての人生経験になったので、一度くらいはやってみるのもいいのではないかなと思います。
自分には「何が向いているか」より自分には「最後に何が残るか」
転職を考える際に、「自分には何が向いているのか」について、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
自分には「後悔をしないことを決める」にあたって、「自分自身を篩いにかける作業」がありました。
それこそ自分の「自分仕分け」のような感覚ですが、当時の自分には大切なものが沢山ありすぎました。
自分自身の器以上に沢山のものを持っていて、本当に大切なものが何なのかがわからなくなっていましたね。
今まで生きてきた中で溜まりに溜まったものを一度、途中段階での自己点検のような、自己整理をすることで、視界が広けてくるものがあると思います。
新たに何かを探すことよりも、そうやって自分を篩いにかけた時に、「自分には何が最後に残るのか」を自分自身のフィルターにかけてふるい落としていくことによって、じつは今までの経験の中で「本当に自分のやりたいこと」や、「自分が心から楽しめること」はすでにあるのかもしれません。
そうです。それって、他の誰かから与えられたことではなく、自分の中にすでにあるものなので、実際に自分で行動に移しやすいんですよね。
「自分探し」なんてしなくてもいい
よく、「自分がわからない」なんて状況の時には「自分探し」と銘打って旅に出る人を見かけます。
おそらく、親や同僚や友人から「大丈夫?疲れてる?」と心配され、「現実を見た方がいいよ」と、間接的に優しい言葉で諭されることと思います。
自分のアイデンティティは、自分自身以外どこにもありません。誰かの真似をしたところでそれが自分自身のアイデンティティとなるわけではありませんよね。すでにそこにあるあなたがあなた自身なのです。
やりたいことって、誰にだって一つや二つあると思うんです。
それが、何かのフィルターがかかって、実現不可能なように思ってしまっていることって多いですよね。一度そのフィルターとはなんなのかを知り、できることなら取っ払ったほうがいい。
それが年上の誰かから経験からくる助言で、「やめたほうがいい」「上手くいくはずが無い」と言われたこともあると思います。
はっきり言って、そんなの気にしないほうがいいです。
そんなコトバで自分自身で可能性を狭めてしまうより、「年寄りの戯言」だと思って聞き流したほうがよっぽどいい。あなたの可能性に嫉妬しているだけです。そんなこと考えらて実現しようとしているあなたに嫉妬しているんです。
失敗して痛い思いをしたこともあると思います。もう2度としたくない思いをしたことも誰にでもありますよね。
でも、そこで挑戦をやめてしまったらそこから先に進めません。自分の限界を自分で作ってしまっているだけです。何も残らないくらいなった時に最後に残るもの、そこから這い上がろうとするあなたに残ったものこそ、あなたのアイデンティティそのものです。
好きなことをとにかくしてみる
あなたが唯一無二の存在になるのに必要なことは
「好きなことをすること」です。
好きなことは勉強することができます。
好きなことは苦労をしません。
好きなことには投資をします。
好きなことは継続することができます。
それが自分の仕事として成り立ち、死ぬまで好きなことを続けることができれば、「幸福度」のかなり高い人生になるのではないでしょうか。(宗教チックですがすみません。。。)
自分の好きなことに関する仕事がなければ、別の視点で考えれば大きなビジネスチャンスですよね。だってライバルがいませんからね。会社をたち上げるのも面白そうですね。
自分が思っているよりもずっと世界は広いし、可能性にあふれています。しかも一昔前だったら出来ないことが簡単に出来てしまう今の世の中です。これって楽しくないですか?僕はワクワクします。そんな才能が欲しいです。
とにかく、1日は24時間です。悩んでる時間があったら1秒でも早いほうがいい。
好きなことをして好きなことをして好きなことをして、飽きたら飽きたで次に何か行動を起こすんですから、とにかく好きなことをやっていたら何か見つかると思いますよ。好きなことをね。好きなことが無い人なんていないと思いますから。
とまぁ、長くなりましたがそんな話でした。一つでも響くところがあればと思います・・・
それでは。また。
岡田 彰大


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